2021年04月11日(日) |
ワクチン接種の順序 |
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医療関係者へのワクチン接種がまだ終わらないうちに高齢者へのワクチン接種が始まるという。オレはとてもこの順序に関して不思議に思うのだが、ほとんど移動しない施設の高齢者に接種するよりも先に施設の職員に接種するほうが先ではないのか。
そして今の大阪の感染爆発の主な理由は活発に移動する若者である。若者が家に持ち帰ってそのまま家族に広がるという形なので、そうなると重点的に若者に接種すればいいということになる。接種の対象が間違ってるのだ。
以前に子宮頸がんワクチンのことについてオレは記事にしたが、若い女性にワクチン接種するのではなく、不特定多数とSEXしまくる遊び人の男や、性風俗店で働く女性にワクチンを接種するほうがはるかに効果は上がるとオレは思っている。感染を広げるリスクのある集団にどんどん接種することの方が効果につながるのである。
政策というのは常にその効果を考えないといけない。たとえば日銀が金融緩和を継続してETFを大量購入することで株価を無理やり上げてるが、それによって恩恵を被るのはすでに株を保有している富裕層や大企業である。今生活に困窮している若年者や、ワーキングプアの人たちには全く影響がない。若者は相変わらず貧困だし、金持ちは使わないゼニをさらに増やしているだけである。費用対効果を考えれば全くの愚策というしかない。
医療従事者、高齢者施設の職員、その次にワクチン接種すべきはコンビニ店員や風俗店の従業員である。日々不特定多数の相手と接触する人が感染者と濃厚接触してもそこで食い止められるようにすべきである。これは子宮頸がんワクチンを遊び人の男や風俗嬢に接種することと共通するメリットである。
多数の人間と日々接触するという意味ではオレのような教員も優先順位を高くしてもらいたいのである。生徒が感染してもその周囲の生徒に感染の可能性が及ぶだけだが、何クラスも授業をしているオレの場合は毎日100人以上の生徒と接触しているわけで、もしも新型コロナに感染したまま授業を行ってしまうとものすごく危険なのである。
性風俗店やキャバクラなどは世間で偏見を持たれがちである。しかし、そこで働く方々はマスクをすることもできず、お客さんと濃厚接触することが仕事なのである。もしもキャバクラ嬢が全員マスク姿なら客の方は楽しみが激減する。オレはキャバクラという世界には一度も行ったことがないので実際のところがどうなのかはわからないのだが、ホストやキャバ嬢がマスクを外しておもてなししていることは想像がつく。
オレの母のところにもワクチン接種の案内が自治体から届いた。ご近所の老人たちはもう予約を済ませたというのを聞いて母も焦っている。年齢の割に元気で、近所のスーパーまで歩いて行って買い物をする母は早めにワクチン接種した方がいいと思うのだが、徒歩圏内のご近所しか移動しないことを思うと優先順位がこんなに高くていいのかとオレは疑問に感じるのである。
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