2020年06月01日(月) |
自動車テロについての考察 |
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認知症の老人のクルマが暴走して若者が命を落とす事件がこれまでに多数起きている。それは本当に痛ましい事件だが、たとえその認知症の老人に罰を与えたところで本人は罰の意味もわかってないわけである。ただ、そうして存在そのものが社会に迷惑をかけている状態で果たして生きている価値があるのだろうかとオレは悩むのである。もしもオレがそういう状況に陥って、家族が適切にオレからクルマを運転する機会を取り上げてくれているだろうか。オレはちゃんと物分かりのいい老人になってるだろうか。
成田空港に61歳男性のクルマが侵入するという事件が起きた。軽乗用車は駐機場などを20分間走り回ったという。幸い離着陸が終了している時間帯だったわけだが、もしも普通に飛行機が離発着している時間帯で、離陸や着陸をその軽乗用車が妨害して大事故になったらどうなるのか。少なくともその軽乗用車をドライバーもろとも爆破してでも飛行機事故を防がないといけないとオレは思うのである。無関係な市民の生命を守るためにその迷惑な暴走老人を車ごと破壊しても正当だとオレは思うのだ。
交通事故の直後に現場を通過することがよくある。最近はクルマは大破していてもドライバーはぴんぴんしていることが多い。警官に事情聴取されているドライバーの中には、DQN臭をプンプンさせている見るからに悪そうな者が多い。オレは過去に警察の不当な取り締まりの結果免許停止処分を受けて講習を受ける羽目に陥ったことがあるが、その違反者講習を受けに来ている人々はどう考えてもDQNの群れでしかなく、オレのような紳士がその中に存在することは場違いでしかなかった。「こんなところに来てはいけない」とオレは強く我が身を恥じたのである。
乱暴な運転、スマホながら運転、認知症運転、薬物中毒運転などで大事故を起こす行為は、それによって巻き込まれる側にとって無差別テロに遭遇したような理不尽なものである。そうした事故と不可抗力の事故とが同列に扱われることがオレは納得できないのである。薬物中毒運転なんて、全財産没収の上刑務所にぶちこんでやればいいと思うし、保険金で賠償されるのはそれでは足りない場合だけにしてほしい。先日東京で起きた、シャブ中のキャバクラ嬢がベンツSLを暴走させて人をはねた事件なんかに自分が掛けた任意保険の掛け金が使われてほしくないのである。あれはテロ行為であり、無差別殺人である。
自動車という凶器は群衆に突っ込めばいつでも大量殺人が可能である。動いてる電車に突っ込めばどんな大事故になるかわからない。だからこそ運転するという行為は慎重に慎重を重ねた行為であるべきだ。
それがわかってないような人間には運転などしてほしくないのである。DQNドライバーは本当に社会の迷惑である。今朝、オレの目の前で警官に事情聴取されていたおまえだ、おまえ。顔にピアスしてるようなDQN野郎だったぜ。
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