2019年09月24日(火) |
石炭火力でいいじゃないか! |
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地球温暖化対策という世界の潮流の中で、石炭火力発電を増やしている日本に対して批判が集まっている。つまり、何も対策していないじゃないかという抗議である。しかし、日本はこれでいいとオレは思っている。日本のような地震国、火山国で原発なんてとても無理である。その証拠が福島第一原発なのであり、あのような事故にならないように石炭火力で行くしかないのだ。
ドイツなんか「温暖化対策」と言いながら他国から大量に電気を買っているわけで、その電気は石炭を燃やして作られていたりする。自国内でCO2を排出していないというだけで、そんな温暖化対策はまやかしである。
日本の石炭火力が世界一クリーンであることをどうして強調しないのか。市街地に近いところに立地しながら脱硫装置などが完備していてクリーンな排ガスしか出さないことをどうして反論しないのかとオレは思うのだ。
オレは小泉環境相がそれを答えてくれると思ったが、彼は具体的なことを何も答えなかった。まああいつが口だけの無知なただの二世議員であることは周知のことだが、今回も官僚に作らせたたかだか3分ほどの英文を原稿なしに読んだことでカッコつけてるようだがそんなのは大臣なら当たり前のことである。それよりもオレは福島原発の問題や温暖化対策に関する「具体的な提言や方針」が聞きたかったのだが、おまえの脳みそではそんなこと何も考えられないのだろう。
CO2を大量に排出してもいいじゃないか。それ以上の酸素を供給する森林面積を増やせばいいのである。都市の緑化や海岸部の緑化を推し進め、いっそのこと東京湾の臨海部にマングローブ林でも植林して日本が世界に冠たる森林都市であると主張すればいいじゃないか。人口光合成の研究にもっとゼニを出し、森林なんかなくても工業的に酸素の供給量を増やせるようになるのなら画期的なことである。それで石炭火力の分をカバーすればいいのだから。
原発に頼らないエネルギー政策の柱が石炭火力発電である。中東の政情不安に左右される原油供給と違って、日本が石炭を輸入している相手国は政治的に安定している国ばかりである。だったらそれをメインのエネルギー源と位置付けて何が悪いのだろうか。日本の石炭火力を批判する国は、その分日本に石油を買わせようとしているのである。結局は自国の利益中心なのだ。
かつての日本は大量に石炭を産出する国だった。掘りつくしたから閉山したのではなくて、石油の使用が増えて採算が引き合わなくなったから筑豊炭田は閉山したのである。エネルギーの変化に取り残されたわけだが、製鉄業などではまだ石炭は必要である。石油以上に多くの埋蔵量があると言われる石炭は上手に活用すべきだ。それと同時に温暖化を防ぐいいアイデアを考えればいいのである。
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