2018年12月31日(月) |
レコード大賞のイカサマについて |
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レコード大賞がイカサマであることはオレが昔から言い続けてることだ。オレにとっての最初のイカサマの記憶は、石川さゆりが「津軽海峡冬景色」という国民的演歌を大ヒットさせたときに、その曲に最優秀歌唱賞を与えずになんか題名も思い出せない八代亜紀の歌に与えたことである。その時の石川さゆりの呆然とした表情をオレは忘れられない。昭和の演歌の歴史に残る名曲に賞を与えなかったのはレコード大賞の歴史の汚点である。
今年の夏頃、オレはもしかしたらレコード対象は「Lemon」じゃないかなと少し期待した。主題歌だったドラマも見ていたし、聴いているときにいつもなんともいえないせつなさを感じていた。もしも一人カラオケで歌うならきっと感極まって泣いてしまうだろう。それほどオレは米津玄師の「Lemon」を気に入っていた。
しかし、DA・PUMPの[USA」を観たとき、なんだか懐かしい気分になったのである。オレよりも少し上の世代、60年代、70年代の若者がアメリカのカルチャーに触れて素直にあこがれる心情をよく表現している歌詞だと思った。なんだかアメリカにおもねるようなこんな曲に右翼の人たちは拒否反応を示すのじゃないかと思ったが、そうでもなかったようである。
そういうわけで、今年のレコード大賞候補はこの2曲にオレの中では絞られたのである。しかし、12月30日に実際にレコード大賞を受賞したのは乃木坂46の「シンクロニシティ]だったのである。もちろんその曲は知ってはいたが、オレは全く注目していなかった。きっと聴いてるのはオタク野郎ばかりだと思っていたのである。確かに西野七瀬も白石麻衣も齋藤飛鳥もかわいい。世界史の試験で世界三大美女としてこの3人の名前を書いた生徒がいたという都市伝説さえ聞かれるほどである。齋藤飛鳥ファンであるオレは「あの頃、君を追いかけた」という彼女が主演した映画をわざわざ映画館で観たくらいである。そんなに乃木坂ファンであるオレでも、レコード大賞は無理だと素直に思っていたのである。レコード大賞になんか取らなくてもCDは売れるし、コンサートに客は来る。もらってももらわなくても同じなのになんで取らせるのかとオレは納得できないのである。
レコード大賞は金で買えるということが以前に話題になった。領収書のコピーも流出して週刊誌の記事になった。バーニングの周防社長が芸能界のドンとして君臨していて、その意向で受賞曲が決められているというウワサはいくらでも検索したら出てくる。そういう意味では今年などは「ヒットした曲に賞をあげる」という当たり前のことをするだけで世間をごまかせたのである。「もうイカサマはないんだ!」とアピールするためにも、目立ったヒット曲のある今年は絶好のチャンスだったのだ。それなのにまたしてもイカサマをしてしまったのである。
さて、来年はいったいどうなるんだろうか。これからもずっとイカサマは続くのだろうか。今年はボクシング、日大、体操などのパワハラ体質が次々と暴かれ、これまで隠蔽されていた実態が次々と明らかになった。このあたりで芸能界の腐敗した状況も明らかにしてもらいたいのである。ついでに麻薬や覚せい剤常習者も追放してもらいたいのである。もっとも、芸能界のようなヤクザな世界に道徳を求めることが間違ってるのかもしれないのだが。
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