2018年10月16日(火) |
命をかけて訴える正義 |
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サウジアラビア人のジャーナリストがトルコで殺害された事件が起きた。政府に都合の悪いことを記事にする人間はこうして殺されるということはこれまでも世界では普通に起きてきたし、これからも起きるだろう。警察なんてものはしょせん権力側のために働く暴力装置であり、オレのように自民党政権に批判的なことを書いてる人間も目立ちすぎたらきっと殺されると思うのである。まだオレが生きてるのはたいして目立ちもしていないし、殺すまでもない小物だと思われてるからなんだろう。
今放送している朝ドラで、ヒロインの恋人役の男性が「軍需物資の横流し」の濡れ衣で特高警察に拉致されて拷問される場面がある。警察の体質なんてものは本質的には変わってないしと思うし、痴漢冤罪で苦しんだり、やってもない殺人を自白させられたりなんてことは現代でもあるわけで、間違って逮捕されてしまうことで人生が終わることもあるのだ。オレのクルマや持ち物から覚せい剤が仕込まれ、それを誰かが発見してオレが逮捕されるなんてストーリーが絶対にないわけではないのである。
誰かを陥れてその社会的生命を絶つことなんて簡単だ。今の日本でその心配がないのはアベトモだけである。アベトモならばどんな犯罪でもなかったことにしてもらえるのだ。準強姦のような凶悪犯罪でもなかったことにしてもらえるわけで、自民党の議員がみんな安倍一派に加わりたいのも当然のことである。犯罪やり放題、政治資金の不正もやり放題なのである。もしも告発されても菅官房長官が一言「何も問題ありません」と答えるだけだ。三田佳子の息子が覚せい剤で逮捕されたが、もしもアベトモだったらなかったことにしてもらえたかも知れないのである。今頃三田佳子は安倍昭恵に接近してるかも知れない。これからの息子の不祥事の備えてである。
世界は悪に満ち溢れている。オレはせめて日本だけは正義の通用する国家であってほしいと思っていた。もしも日本から正義や公正という概念が失われて、諸外国と同じように悪がはびこる犯罪国家になってしまい、そこら中で麻薬や覚せい剤の中毒者があふれていることになってしまったら絶望的である。政治家の腐敗も外国なら当たり前のことであっても、日本の政治家だけは清廉潔白であってほしいというむなしい願いは裏切られ、安倍晋三という漢字もろくに読めない馬鹿がいつまでも首相の地位にあるのだ。上が腐ればみんな腐る。総理大臣があの状況だから、政治家もみんな不正を働くのである。詐欺商法のやデート商法の企業から献金を受けている政治家もいる。ヤクザと仲良しで選挙妨害を依頼する議員もいる。そんな時代に正義を訴えることはむなしいことだろうか。
朝ドラ「まんぷく」の中で、長谷川博己演じる立花萬平は「やってもいない罪を自白するくらいなら死んだほうがマシだ」と語る。このような強さをどうしたら誰もが持つことができるのか。「長いものには巻かれと」とばかりにみんなが悪に手を染めるような世の中にオレはなってほしくない。一人一人が正義を語り、誠実に生きることの価値を理解するそんな世の中であってほしいのだ。
オレが愛読しているセーラー服の歌人、鳥居さんが短歌会の重鎮のメンバーからセクハラを受けた。彼女は堂々とそれを告発したところ、逆にさまざまないやがらせを受けたという。セクハラやパワハラといった弱者を踏みにじる暴力をオレは断じて許したくないのである。彼女にセクハラ行為を行った阿波野という男は、全く謝罪するでもなく開き直ってるのだ。オレは鳥居さんの戦いを応援したいのである。
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