2017年06月14日(水) |
共謀罪って、ホントに適用するのか? |
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テロ等準備罪(共謀罪)が可決された。犯罪などを目的に準備することや資金集めすることなどを幅広く規制できるこの法律で何ができるのかというと、それは暴力団の活動に対して規制ができるということである。日本にある組織暴力団は基本的にすべてこの法律に抵触するのではないか。本当にこの法律を運用するのならば今すぐにすべての暴力団は解散しないといけないということである。
もっとも警察は絶対に本気でそんなことはしない。なぜなら暴力団と警察がお友達の関係であることは明らかであり、大阪でも暴力団のやってることは基本的にお目こぼしの対象である。障害者に交付される駐車禁止除外標章をダッシュボードに置いて、パチンコ屋の前の公道に堂々と駐めてる黒塗りのクルマを天王寺警察が検挙することはない。オレは何度も目撃してるが、警察官はいつもスルーである。通りがかったので検挙するのかなと期待したが、制服の警察官がそのまま横をスルーしていたところをオレは目撃している。もしもそこに止めてあるのがスズキアルトとかならきっと検挙されただろう。それが警察という組織の理不尽な性格である。弱者しかいじめないのである。
現行憲法で明記されている天皇制を否定している政党はどうなのだろうか。あるいは外山恒一さんのように政見放送で堂々と「国家転覆の謀議」を語ってる場合はどうなのだろうか。この法案が成立した以上、あのような面白い政見放送はもう観られないということなのだろうか。
かつて治安維持法はどんどん拡大され、多くの作家や詩人がその検挙の対象となった。なぜ小林多喜二が特高警察に虐殺されることになったのか。文学作品で国家の方針に逆らうようなことを書いて、多くの仲間に賛同を呼びかけることが規制されないという保証はあるのか。少なくとも警察権力も司法の世界もすべて政治家の言いなりでなんの独立性も保証されず、重大な犯罪を起こしても総理のお友達なら免罪されるこんなひどい世の中で、この「テロ等準備罪」が恣意的に運用されて、オレのように政府にとって都合の悪い発言をする人間を検挙するためのツールにされる可能性は高いのである。もしもオレがある日突然姿を消せば、それはオレの日頃考えている「国家転覆」の企みがバレて検挙されたということなのである。それはもう間違いないのである。
オレはゼニのことしか考えてない志の低い大企業のトップや、D通とかいうくだらない広告屋に支配されている今の日本の状況は最悪だと思っている。そういうゴミクズのような連中を追放して、国家百年の計を建てなければきっと日本はどんどん滅びていくとオレは思うのだ。教育も経済も何もかも建て直さなければ日本はどんどん悪くなる一方だ。このままではダメだ。
しかし志のある政治家はいない。若者が正社員になれずに非正規雇用で使い捨てられ、これから人口は減少するしどんどん土地が余るのに、都心にはタワーマンションがどんどん建ち、田舎は無住の地が増えていく。
こんな世の中を劇的に変えようと思って立ち上がって、仲間を集めて謀議を繰り返せば、それは「テロ等準備罪」の捜査対象になってしまうのである。だって考えてることは「現在の国家体制の打倒」であり、仲間を大勢集めて政権の転覆を狙ってるのであり、そのためには資金の手当てなどもするわけで、明らかに今回の法律の条文に抵触するのである。もしかしたらこの日記を書いたということでオレは逮捕されるかも知れないのである。恣意的に法律の条文を解釈できるというのはそういうことだ。
まあもしも逮捕されたときは「共謀罪適用第一号」という栄えある称号を手に凱旋したいのである。もっとも取り調べの時にリンチを受けて殺されたら凱旋どころじゃないのだが。科学捜査する能力もなく自白偏重主義の馬鹿警察の連中は、オレに論破されたらきっと殴りかかってきそうである。
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