2016年03月01日(火) |
きみは「イノコ」を知っているか? |
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オレが昔執筆してとある文学賞に応募して落選した「イノコ」という小説がある。それは大学サイクリング部のことを題材にしたものである。自分にとってなつかしく、そして幸せな記憶の詰まったあの大学サイクリング部の日々をどうしても何かに残したくて、それで書いたものである。「ウォーターボーイズ」とか「シコふんじゃった」みたいな青春映画のテーマに大学サイクリングは絶対に面白いと思う。しかも大学サイクリング部の交流会である「西サ連ラリー」の世界を映像にすれば絶対に面白いに決まってる。そういう意図からオレはこの作品を、場面を思い浮かべながら書いたのである。
「イノコ」とはいったい何か。「亥の子餅」というものが実際に存在していて、京都では和菓子店で販売されている。玄猪餅(げんちょもち)とも呼ばれる。亥の子(旧暦10月(亥の月)の亥の日の亥の刻(午後10時ごろ)に食べられる。俳句の季語では冬にあたる。しかし、サイクリング部の世界の「イノコ」は、名称が同じだけでこの「亥の子餅」とは全く何の関係もない。
今日、カドカワが開設した小説の投稿サイト「カクヨム」がオープンした。そこにオレの書いた「イノコ」も登録され、公開されている。ぜひ「言いたい放題」の読者の方は訪問してそこに足跡を残してもらいたいし、できれば読んでレビューを残してもらいたい。
大学サイクリング部の思い出はオレにとって宝物のようなものである。そしてそこで出会った人たちもまたオレにとっては大切な仲間だ。今はどこでどんな風に過ごしてるのだろうかとなつかしく思い出す。一緒に走ったり、一気飲みしたり、「イノコ」を楽しんだりしたその日々もまたオレにとっては貴重な宝物である。
ぜひみなさん読みに行ってください。
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「イノコ」(カクヨム)
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