2016年02月07日(日) |
若者よフィンランドを目指せ |
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日本の教育費は高すぎる。大学の学費はどうしようもなく高いし、物価も高い。前途ある多くの若者に奨学金という教育ローンを背負わせて借金漬けにするような国にまともな未来があるだろうか。もうこの国は教育政策の点では完全に終わってるのである。貧富の差を固定化して、金持ちはずっと金持ち、貧民はずっと貧民として階級分化を進めることが今の教育システムの究極の目的である。大学に行かなくて専門学校に行くのならどうか。それも期間は短いがやはり学費はかなり高いのである。そうして入った大学が役に立つのかどうかというと、就職活動に苦しみ受けまくって落ちまくるという就活生の実態を考えれば、よほど偏差値の高い一部の大学以外の、特にいわゆるFランクと呼ばれる無競争大学の卒業生にとっては就職活動なんて最初から負け戦である。じゃあどうすればいいのか。
オレはそんな若者に向かって、日本を捨てることを提案する。もうこんな国は見捨てろ。もう日本には未来はない。若者を大事にしないこんな国と心中する必要はない。もっとまともな国の人間になることを目指せと言いたい。そこでオレが勧めるのが北欧、特にフィンランドである。フィンランドはものすごく親日的である。日本人というだけで無条件に親切にしてもらえる可能性が高いのだ。オレはかつてポーランドからバルト海をフェリーで渡ってフィンランド入りするというマニアックな形で入国をしたことがあるが、その船内で「日本人である」というだけの理由で大歓迎してもらえたのである。
北欧は大学の学費が基本的に無料である。スエーデンのように留学生の外国人からは学費を徴収する国もあるが、フィンランドは完全無料だ。掛かる費用は月10万程度の生活費のみである。それをバイトで稼ぎながら大学に通うとか、あるいは日本でアルバイトでとにかく貯めて、それから入学するのである。もちろんバイトしながら大学教育を受けられるレベルの英語力も身につけないといけないのでなかなかハードルは高い。しかし、それを克服すればさらに大きなリターンが待っているのである。
北欧の大学を出て、そのあとどうすればいいのか。就職するときに世界を舞台としている企業を選ぶのである。ヨーロッパでそのまま就職してしまうのである。そしてもう日本なんかに帰ってこなくていいのである。オレは最近の政治や経済の動きをみていて本当にあきれた。こんな国は絶対に滅びる。もうこんな沈没船からはさっさと脱出して、まともな国で暮らした方がいいということだ。30年後には日本は間違いなく中国の一部となっているだろう。日本の人口の3割くらいは中国人になっているだろう。今の政治家からはそうしたことへの危機感が全く感じられないのだ。
企業から賄賂を受け取っておきながら「政治資金として適正に処理されています」と堂々と語るクソ大臣がいる一方で、本気で政権奪取する気も無い万年野党の連中が八百長の国会論戦を繰り広げるそんな茶番政治を見ているオレは日本に対して絶望感しか感じない。もうこの国はオシマイだ。この国を変えるには革命しかない。極端な話、国会議事堂に北朝鮮のミサイルが命中してクソみたいな議員どもが一掃されれば少しは変わるかも知れないが、そんなことでもない限り日本の政治は何も変わらないのである。この国の腐った政治をぶっつぶすような政治家や政党が出てきてくれないことにはどうしようもないのだ。橋下徹が率いる「維新の会」に少しは期待したが、いつのまにかあの貧相な松野頼久とかいう二世議員の仕切る党になって民主に吸収されるみたいで憤懣やるかたない。
政治が変わらなかったら国民はどうしたらいいのか。若者はこんな国と心中する必要はないのである。さっさと見限って、まともな国を目指せばいい。もっとまっとうな正義が通用する国を選べばいいのである。だからオレは北欧に行け、フィンランドに行けと勧めるのだ。オレがもしも20歳の若者に戻れるならば、もう日本をどうこうしようとは思わない。さっさとこんな国は見切って日本人をやめるだろう。
中国は一人っ子政策で国家を崩壊させることとなったが、やっとその過ちに気づいて政策を修正しはじめた。ところが日本政府は今の状況を変えようとする手を何も打っていない。少なくとも少子高齢化という最大のリスク要因に対して全くの無策である。まだ経済に余力のあるここで劇的な政策を打ち出せばたちまち流れを変えることができるのに何もしないのである。
オレにはいくつもアイデアがある。今の日本が抱えている多くの問題に対して、決定的に流れを変えることのできる奇策をオレは何個でも提示することができる。この日記で過去に書いたこともある。残念ながら世の中のボンクラどもはオレの日記を読んでも「ああ、あの暴言野郎のオッサンが・・・」と思うだけで何も気づかない。企業から賄賂をもらってる議員や大臣どもは大企業の方しか見ていない。みんなゼニの奴隷である。嘆かわしいことだがそれが現実なのである。
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