2014年06月01日(日) |
世界の若者は日本を目指せ |
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安倍総理は外国人労働者を導入して今の建設業やサービス業の人手不足を解消しようとしている。日本は単純労働者に労働ビザを発給しないため、そうした職業に就く若者が日本に来てくれない現状を改め、ビザの発給要件を緩和しようとしているのだ。
オレが不思議に思うのは、なぜ発給要件に「なんらかの専門の職業技術」を入れようとするかである。そんなものよりも、「とにかく日本が好きだ!」「日本で暮らしたい!」「日本の女の子と結婚したい!」「日本アニメ愛!」という理由でもいいじゃないか。
外国人が日本に来て困るのはやはり「コトバの壁」である。だったらそれのみを労働ビザの発給条件にしたらどうか。つまり、日本語を使える外国人ならOKというふうに、海外で実施されている「日本語能力検定試験」で一定の成績をとることで、日本での単純労働を含めた労働ビザを与えてしまうのである。
海外の多くの若者に対して、日本語を学んでから日本に来て居酒屋やコンビニで働き、ゼニを貯めて日本の大学に入って技術や知識を身につけ、さらなるステップアップを目指すという「ジャパニーズ・ドリーム」の機会を与えるのである。
アジアの諸国だけではない。若者の失業率の高いスペインやギリシャというEUの貧乏国からもうまく募集すればきっと希望者は集まるだろう。もちろんアフリカやインドからもやってくるだろう。日本語を学習する意欲があるということは日本が好きであるということだ。そういう若者にこそぜひ日本に来てもらいたい。ゲームばかりしているニートや、生活保護をもらって朝からパチンコ屋に行ってるようなヘタレが、真人間になって働くなんてことは期待できない。そういう連中は最初からあてにならないのである。そして人口の中の一定の割合はそうした「ヘタレ」である。(この「ヘタレ」は、昔は「穀潰し」と呼ばれた。昔からちゃんと存在するのである。)
そうしたヘタレたちも、とりあえずまっとうに働く人がいるから生きていける。そのおこぼれで命をつないでいるのである。なぜ単純労働に人が集まらないのか。ろくに漢字も書けず、分数もわからないし英語もできないのにFランク大学に入ってとりあえず大学卒となって、そして事務職での就職を希望する「勘違い野郎」の意識を変えるのは、労働意欲の高い外国人の存在である。
ただ、オレはあくまで「日本が好きな外国人」に来てもらいたいと思っている。どこかの反日国家からはあくまで入国を拒むべきだ。そうした国の人がもしも労働ビザの発給を求めれば、ちゃんと「尖閣・竹島は日本の領土です」「わたしたちの国は間違っています」という宣誓書に署名捺印させ、「反日的行動をとった場合はいかなる罰も受けます」という誓約書を出させるというふうに「敵国条項」を付帯条件として決めておけばいいのである。習近平やパククネがまちがった反日教育を謝ってこない限り日本は譲る必要は無い。それに中国や韓国の人はすでに日本に十分に来ている。もうすでに多すぎるのだ。これからは他の国の若者にどんどん来てもらえばいい。
日本は長いことほぼ単一民族の国家だった。琉球人やアイヌは日本政府の同化政策のために彼ら自身の文化や言語を失った。それはきわめて残念なことだったとオレは思っている。しかし、今から過去に戻ることはできない。そして「日本人」の概念も時代と共に変化していくのである。これからは日本好きの外国人の若者をどんどん増やして、彼らに「日本人」として同化してもらうことを日本の政策にするのだ。
世界のいろんな国の若者がこの国で暮らし、この国の風土や文化を愛して「日本人」となることに誇りを感じるようになった時、日本文化は新たな成熟と迎えるとオレは思っている。彼らの中には農業や林業をするために過疎の村で暮らすことを選ぶ者も出るかも知れない。漁業を選ぶものも出るかも知れない。海女になる若い女性もいるかも知れない。外国人が第一次産業にどんどん従事するようになったとき、日本はどんな国になっているのだろうか。残念ながらオレが生きているうちにそこまでの変化は起きないと思うのだが。山村が放棄されて無人の廃村となってしまうよりも、そこで暮らす人々が外国の若者になって、また村がよみがえることをオレは願うのである。
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