2013年04月12日(金) |
ゆるキャラを不正に売り込む方法 |
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今や町おこしや観光の目玉となった感がある「ゆるキャラ」である。彦根の「ひこにゃん」が彦根市に大きな利益をもたらし、「せんとくん」が奈良市の職員の名刺に刷り込まれ、「くまもん」も大人気である。卑怯な手段でも話題にさえなれば・・・という気持ちを持つ地方自治体やその関係者がいてもおかしくはない。
そこで兵庫県高砂市のゆるキャラ「ぼっくりん」を有名にしようとして、何度も投票してランキングを操作した人がいたのである。朝日新聞の記事を引用しよう。
ゆるキャラ総選挙で不正? 何度も投票可、辞退騒ぎも
一時は「総選挙」への立候補辞退を申し出た兵庫県高砂市公認のゆるキャラ「ぼっくりん」
【島脇健史】全国516のゆるキャラが参加するインターネットの人気投票「ご当地キャラ総選挙」(日本百貨店協会主催)が多重投票をめぐって揺れている。集計途中でトップに躍り出たキャラが「不正投票を疑われたくない」と立候補辞退を一時申し出る騒ぎも起きている。
協会によると、同総選挙は百貨店業界を盛り上げようと今年初めて開催。3月20日から4月21日まで、全国7地区ごとに予備選挙の投票中で、協会のホームページから1人につき3体まで計6ポイント投票できる。
ところが、3月下旬、それまで1日で多くても1千ポイント程度だった兵庫県高砂市の公認ゆるキャラ「ぼっくりん」に突然2万ポイント台の投票が集中。近畿地区の暫定1位に躍り出た。不審に思った市の担当者が調べたところ、パソコンから閲覧履歴を削除すれば制限の6ポイントを超えて何度でも投票できる仕組みになっていたことがわかったという。
投票システムに不備があったことは確かである。「不正投票を疑われたくない」ということだが、疑うも何も実際に不正投票はあったのであり、その不正投票が含まれた結果をそのまま採用するわけにもいかないのである。
さて、この不正投票は果たして「ぼっくりん」だけだろうか。同様のことが他のゆるキャラには全くないと言えるのだろうか。そうなると他の投票結果もなんらかの多重投票を含んだものである可能性がある。現在の集計結果を破棄し、改めて投票をやりなおすべきではないかとオレは思うのだ。
まあオレは別にゆるキャラには興味がないし、そんなものは別にどうでもいいと思っている。何が日本一に選ばれても「そんなん勝手にやってよ」である。もっともオレが仰天するような、ゆるキャラ界の常識を吹っ飛ばすほどの面白いものが登場すれば話は別だが。
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