2013年02月25日(月) |
大阪市営地下鉄民営化にあたって |
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橋下大阪市長は大阪市営地下鉄を民営化しようとしているが、基本的にオレもその方針に賛成だ。ただオレは一投資家の立場で、どうすればその株が資産として魅力的な存在になるかをここで解説したいのである。
大阪市営地下鉄を民営化して株式を上場した場合、その株主は大阪市が51%、そして民間(個人投資家)で49%として、大阪市はその過半数を維持すべきである。そしてきっちりと配当金を出させて、大阪市が民営化された地下鉄からゼニを上納させるようにしないと意味がない。大阪市の貴重な財源にしないといけないのである。
また、大阪市職員OBが役立たずの天下り役員となって働きもせずに報酬だけもらおうとするだろうが、そんなのは一切排除しないとダメである。無駄飯食いに払うようなゼニはないということできっぱりと拒否すべきだ。
さて、一般に鉄道会社の株は配当金以外に株主優待で「全線乗車券」などがもらえる仕組みになっている。それを上手に活用して付加価値を与え、株価を高値安定させて「資産株」として市民に保有してもらわないといけないのである。たとえば株価が1万円だとすれば、1000株以上保有(時価総額で1000万円以上)している株主には期間限定で全線無料パスを支給するようにしたらどうか。地下鉄で通勤している人にとって、その無料パスを手に入れれば定期代を浮かせることができるわけで大きな利益となる。おそらく株価はその価値に見合ったところまで上昇するはずだ。つまり、そういう付加価値を上手に設定することで株価を上げることができるのである。
民営化後の大阪市営地下鉄にはぜひとも駐車場経営に乗り出してもらいたい。大阪市内の駐車場は基本ぼったくりである。天王寺周辺とか梅田周辺は一時間600円というのが相場だ。映画を見に行くと、映画のチケットよりも駐車場代の方が高くつくのである。せめて1時間200円程度、一日の上限800円程度の駐車場を郊外の地下鉄駅に整備して、パークアンドライドを推進させて地下鉄の乗客増加と都心部の道路の混雑緩和を達成してもらいたい。こんなことは政策的に推し進めてもらいたかったのだが、ちっともそんな工夫がないので収益事業として地下鉄がやればいいのである。
痴漢撲滅にも積極的になってもらいたい。御堂筋線は混雑でナンバーワンなだけではなくて痴漢の数もナンバーワンである。混雑していても安心して乗れる地下鉄にしないとだめだ。民間の警備会社と協力し合って乗客の中に清楚な女学生風のコスプレをしたおとりを配置して、積極的に捕まえるのだ。
乗客の少ない路線にも客が増えるように沿線の名所やお店を紹介して地域の振興に協力すべきである。それは不採算路線を減らすことにもつながるし、市民の支持を得ることにもつながるからである。
あと、できればトイレをもっときれいにしてもらいたいのである。客商売であることを考えれば今の状況はあまりにもお粗末である。
まあそんなことをあれこれと思うのだが、とにかく大阪市地下鉄が民営化されて、その株価が「お買い得」だと思えばオレは迷わず購入するだろう。投資家に支持されるためにはどうすればいいのかということを第一に考えて欲しいのである。
最後に付け加えることが許されるならば、オレは橋下市長に個人的なお願いがある。地下鉄民営化の暁には大阪市の天下りOBではなくてオレを役員に加えて欲しいのである。そうしてもらえればオレは広報活動や収益アップのための戦略、よりよい地下鉄作りのためにさまざまな意見を出したいのである。少なくとも頭のカタいOBのジジイよりも、オレの方が柔軟な発想で経営に寄与できると思うのだがいかなるものだろうか。
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