2013年01月08日(火) |
これがナチスの秘密兵器だ! |
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ナチスドイツの秘密兵器といえばどんなものを想像するだろうか。我々はたとえば007シリーズの映画で出てくる秘密の武器を「あれは映画だから・・・」と思っているわけでそうしたものが実際に使われるとは思ってないし、そもそも存在するとも思っていないのである。しかし、かつての戦争ではさまざまな秘密の武器が存在し、それらの多くは秘密故に忘れられたり失われてしまったりしたわけだが、まさかその本物(あるいは精密なレプリカ)にお目にかかれるとは思わなかったのである。
読売新聞の記事を引用しよう。
ナチス高級将校用武器・バックル型銃所持の疑い
和田被告が所持していたバックル型の銃(神奈川県警提供)
ナチスドイツが開発したベルトのバックル型の銃を所持していたとして、神奈川県警は7日、同県座間市立野台、土木作業員和田元弘被告(47)(銃刀法違反で起訴)を、銃刀法違反(加重所持)と火薬類取締法違反の両容疑で横浜地検に追送検した。
県警によると、バックル型の銃が押収されたのは全国でも珍しいという。
発表によると、和田被告は昨年10月30日、自宅でバックル型の銃1丁(長さ約14・5センチ、口径7・62ミリ)と実包1個などを所持していた疑い。発射可能で殺傷力もあるという。調べに対し、「自分のものです」と話し、入手先についてはあいまいな供述をしている。
バックル型の銃は、ナチスドイツが第2次世界大戦中、高級将校らの逃走用の武器として開発したとされる。
(2013年1月8日08時10分 読売新聞)
この銃は十分に殺傷能力があるという。オレが疑問なのはこんなものを個人が作れるわけがないのであって、いったいどうやって手に入れたのかということなのである。ドイツの片田舎にあったのか、あるいは旧日本軍の誰かが持ち帰ったのか。とにかくその出所がオレはとても気になるのだ。
日本では一般人によるこうした銃の所持は認められていない。ガンマニアが拳銃を自宅にコレクションするわけにはいかないのである。コレクションできるのはあのハードボイルド小説の神様、偉大な大藪春彦先生くらいなのである。(確か大藪春彦先生は銃刀法違反で逮捕されていたと思う。)それだけにせっかくのお宝を人に見せびらかすわけにもいかず、ひっそりと隠し持つしかないのである。
このバックル型拳銃、もしも「なんでも鑑定団」のような番組に取り上げてもらったとしたらいったいどんな扱いを受けたのだろうか。少なくともこの「バックル型拳銃」には文化遺産としての貴重な価値があると思うのだ。これを飾りたいという美術館や博物館ががきっと購入を希望しただろう。
それが警察に押収されてしまったのである。警察ではこの価値を正当に評価してくれるのだろうか。オレはそれがとても心配なのだ。こんな貴重なお宝を「法律違反」の一言で片づけられるのならば、それはいかに惜しいことであるか。実にもったいないのである。その後この銃はいったいどんな処分を受けるのか。どう処置されるのか。それをなんとしても知りたいのである。
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