2011年09月12日(月) |
幼稚なオッサンを大臣にするな! |
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「放射能をつけちゃうぞ!」
この発言は幼稚園児が言ったのではない。現職の経済産業相が語ったのである。分別ある大人なら絶対に言わないような不用意な発言をこのオッサンはしたのだ。今も福島原発周辺から避難している方々はこの発言をどんなふうに受け止めただろうか。あまりのことに呆れて言葉を失っただろう。この発言の幼稚さは、幼稚園児が「ウンコつけちゃうぞ!」と言ってるレベルの情けないコトバを現職閣僚が言ってしまったことにある。
朝日新聞の記事を引用しよう。
鉢呂氏辞任、野田首相「福島県民傷つけ深くおわび」
野田佳彦首相は11日、不適切発言で辞任した鉢呂吉雄経済産業相について、「福島の県民のみなさまには大変、心を傷つけることになり、深くおわびを申し上げる」と謝罪した。官邸で記者団に語った。また、「福島の再生なくして日本の再生なし、という気持ちは変わらない。きっちりと政府一丸となって信頼回復に努める」と話した。
鉢呂氏は東京電力福島第一原発の周辺自治体を「死のまち」と表現し、さらに福島県の視察後、記者団に「放射能をつけちゃうぞ」などと語ったことの責任を取って、10日に辞任を申し出て、了承された。
避難している住民たちは自分たちのふるさとを「死のまち」と言われてどんな気持ちになるだろうか。「放射能をつけちゃうぞ」と冗談を飛ばせるオッサンが大臣であることにどれほど怒っているだろうか。
もしもこのオッサンが大臣ではなくてただのアホなら、その発言を訊いた人々は腹は立つものの、「どうせアホやから」と思ってあきらめるだろう。しかし、大臣であるということの重みは、「アホやから」では済ませられないのである。しかるべき地位にいる人には絶対に言ってはならないコトバというのがある。今回の「放射能をつけちゃうぞ」はまさにそういう類の発言であった。
世の中には冗談にしてもいいことと悪いことがある。いいことというのは、人を傷つけたり不快にしないことであり、悪いことというのは人の不幸をあざ笑うようななんとも残酷なものだ。そして、常識のある大人というのはそういうことがちゃんとわかってるから下らない冗談を言わないのである。しかし、常識のないオッサンはそれがわかっていないのだ。人が苦しんでいる病気をネタにしたり、人の不幸をネタにして笑い飛ばしたりするのである。
こんな幼稚なオッサンを大臣にするほど民主党には人材がないのか。オレはとにかくあきれているのだ。
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