2011年05月13日(金) |
コンビニ強盗までして合コンに行きたかった男 |
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強盗をする動機として何が一番多いのだろうか。借金があってそれを返せないから強盗で稼ぐという短絡的な発想の連中が居るが、借金を返せないことと強盗をして捕まることといったいどちらが恥ずかしいだろうか。強盗の方が恥ずかしいに決まってるのである。借金は破産すればそれでチャラになるが、強盗の罪は一生つきまとう。一度強盗をした人間はもうそれで人生が終わったようなものである。たかが借金とは全く重みが違うのだ。
しかし、合コンに参加するゼニがなかったからそのゼニをコンビニ強盗で稼ぐというのにはあきれてしまうのである。いったいどんなメンバーの合コンだったのだろうか。オレも学生時代は「合コン」なるものに参加したことがあるが、ちゃんとそのためのゼニはバイトして稼いだのである。読売新聞の記事を引用しよう。
合コン行きたくて…市臨時職員がコンビニ強盗
コンビニエンスストアから約3万円を奪ったなどとして、大阪府警捜査1課は11日、大阪府豊中市臨時職員の成本渉被告(24)(別の強盗罪などで起訴)を強盗容疑などで再逮捕した。
調べに「事件当日は合コンに参加する予定だったが、所持金が1000円しかなかったのでやった」と容疑を認めている。
発表では、成本被告は4月1日午前4〜5時頃、同府河内長野市と大阪市住吉区のコンビニ2店で店員を刃物で脅し、うち同区の店から約3万円を奪った疑い。犯行後は予定通り、合コンに参加していた。
府警は同月7日、同府羽曳野市のコンビニ店から約4万円を奪ったとして成本被告を逮捕していた。成本被告は、このほか昨年10月以降で4件の犯行を認めており、「数百万円の借金返済に困り、最初はひったくりをしようと思ったがバイクを持っていないので、コンビニ強盗をすることにした」と供述しているという。
(2011年5月12日09時52分 読売新聞)
記事によると「最初はひったくりをしようと思ったがバイクを持っていないので・・・」ということだが、この馬鹿は数百万の借金返済をひったくりで達成しようと思っていたのだろうか。その借金はなぜ発生したのだろう。オレはそれが気になるのである。
一回のコンビニ強盗で手に入る金額はせいぜい数万円だ。それで数百万の借金返済をしようと思えばどれだけ犯行を重ねないといけないのか。もちろんそんな長期間捕まらずにコンビニ強盗が続けられるはずがないわけで、この強盗による借金返済計画そのものがむちゃなんだが、そんなことを本気で実行しようとしたこの男の馬鹿っぷりは感動的ですらある。世の中にここまでむちゃくちゃな人間が居るということにオレは驚くのだ。なぜこいつには「まじめに働く」という発想がなかったのだろうか。
1000円しか持ってないのに合コンに行きたかったこの情けない男と、合コンの場で同席したという女性たちからぜひともこの成本渉被告についての感想を聞きたいのである。いったいどんなヤツだったのかと。
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