2010年12月11日(土) |
冬なのに暑いのはいやじゃぁぁぁぁ! |
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もうすっかり冬である。そういうわけでオレの行くところはどこも暖房しているのであるが、その温度が時に耐え難いのである。どうしてこんなになんでも熱くするのだろうか。ものごとには限度があるはずだ。
オレが一番困ってるのは家のこたつである。こたつの温度調節を妻はいつも「強」にしている。とんでもなく熱い。それでオレはいつもこたつふとんの中に足を入れずに座っている。熱くて入れないからだ。なんでこんなに熱くするのだろうか。その熱い中に妻はずっぽりとほぼ全身入っているのである。オレにはワケがわからないのである。オレはいつもつまみを「弱」にする。すると妻は「なんでゆるくしたの!」と怒るのである。「弱」でも十分にあたたかいし、それで十分だとオレには思えるのだ。
暖房便座も熱いのである。なんでこんなに熱くするんだと怒りを覚えるほど我が家の暖房便座は熱く設定されている。あまりの熱さにケツに火傷をしそうである。こんなものを温める必要はないのである。ひんやりとするあの冷たさが気持ちいいのである。
職場でも暖房にオレは苦しめられている。教室が暑い。とてつもなく暑い。たぶん28度くらいはあるだろう。ネクタイをしているオレには耐え難い。なんでこんなにガンガン暖房を入れるのか。適度に寒い方が勉強ははかどるのである。今は冬なのにTシャツ一枚でOKなくらいに部屋を暖める必要は全くないのだ。
「クールビズ」に便乗して「ウォームビズ」というコトバが生まれたとき、オレは少し喜んだのである。これでみんなが「暖房はほどほどにして、セーターやベストなどを着て暖かくすることで「無駄なCO2排出を減らしてエコ生活しよう」という考えが主流になることを願ったのだ。
しかし、さほどブームになることもなくオフィスの暖房は相変わらずだった。オレの働く学校の職員室も暑い。どうしてみんなこんな暑さの中で平気なのか。なんでみんな耐えられるのか。暑いと感じたらオレは部屋にある暖房のスイッチを切ることにしている。暑すぎるからだ。夏に冷房してるときの室内の温度よりも明らかに今の方が暑い。どうしてそんな無意味な温め方をするのか。
しかし、オレが切ったスイッチは誰かが元に戻しているのである。また熱風が吹き出しているのだ。オレはしつこく切る。すると誰かがしつこくONにする。こんなに暑いのにさらに暖房を入れたいだなんて苦行以外の何ものでもないだろうとオレはあきれてしまうのである。
職員室を出て教室に行くとそこも暖房のせいでものすごく暑い。しかも生徒の熱気がムンムンしているのでさらに暑くなる。上半身裸でちょうどいいくらいの暑さだ。なんでこんなに温める必要があるのか。エコに逆行してるじゃないか。もしかして地球温暖化を促進したいのか。
さすがに廊下は暖房されていない。そのひんやりとした感じや、窓から入ってくる冷気が頬を撫でるのが心地よいのである。冬はやはりこの寒さが最高だ。
冬は寒いから冬なのだ。寒いからこそ長袖のワイシャツを着てネクタイをして、ちゃんと上着を着ていられるのである。こういうスタイルがちょうどいいのは日本では冬の気候の時である。夏にこんな格好はできない。こんなスタイルがビジネスマンの仕事着になったのは、その発祥の地が日本よりもずっと涼しい国だったからである。
夏の盛りにネクタイにスーツ姿で働かされるサラリーマンはかわいそうだが、今のような季節ならそれも苦にならないだろう。室内の温度が10度台前半なら十分仕事はできる。15度くらいなら快適じゃないか。暖房の温度は上げてもせいぜい18度くらいにするべきだ。20度以上に温める必要は全くない。
冬なのに暑いのはいやじゃ。冬は適度な寒さが緊張感を与えてくれるからこそ気持ちが引き締まるのである。夏の暑さは仕事の能率を下げる。冬こそデスクワークにも勉強にも最適なのだ。しかし、そのことがわかっていない方が多数派なのである。
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