2010年10月07日(木) |
そのワインはなんのために買ったんだ? |
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もしもあなたがワイン好きなら何になればいいか。答えは「在外公館の職員になる」である。高価なワインを買い集めて無駄にしているということは以前にも問題視されたが全く変わっていなかったのである。読売新聞の記事を引用しよう。
1本数万円、高級ワインの山…在外公館検査
会計検査院は6日、海外にある大使館や領事館など在外公館に対する会計経理の検査結果を発表した。
11公館が、簿価で計約22億5000万円の不動産を使用しないまま保有していたほか、経済協力開発機構(OECD)代表部(パリ)など3つの公館が、会食で出す高級ワインなどの酒類を年間使用量の5倍以上となる計1万6770本所蔵していたなど、所有物の管理に問題のある公館があった。
このうちハガッニャ総領事館(グアム)では、1979年に公邸建設のため取得した約5840平方メートルの土地(簿価1億5229万円)が、他の在外公館施設の整備を優先させるとして更地のままとなっていた。
また、海外に211ある公館のうち、資金使用の多い大使館29、総領事館15、政府代表部7の計51公館を対象にした調査では、会食や公的な宴会に出す酒類は51公館で計約5万3000本(09年度末時点)と、年間使用量の約2倍で、うち4000本は、1本2〜3万円以上の高級ワインだった。
在外公館が所有しているワインの銘柄や価格について、外務省は読売新聞の取材に対し、「外交儀礼上の支障を生ずる」として公表しなかった。(2010年10月6日20時12分 読売新聞)
オレはワインを飲む趣味はないのだが、その中にたいへん高価なものがあることくらいは知っている。外国の用心を招いたときに安物は出せないので・・・という理由で高価なものを買ってるのだろう。それも理解できないわけではない。しかしものごとには「限度」というものがある。金額も量も明らかにおかしいじゃないか。
その貯蔵されたワインの銘柄や価格をオレは知りたいのである。在外公館の連中が日々どんな贅沢をしていて、どんなワインを飲んでいるのか、興味津々なのだ。しかしそれは公表されない。なぜか?「外交儀礼上の支障を生ずる」ということなんだが、どんな支障があるのか。オレはそれを教えて欲しいのだ。
以前にも問題になったはずだが、この「ワイン購入」というのはたいてい「余った予算を浪費するため」に行われているのである。ワインの味とかには何の興味もないのである。それを買うことでどれだけのゼニを使ったことにできるかだけが問題なのだ。そしてその原資は国民の税金である。ふざけるなよと言いたいのである。余ったゼニなら返せばいいだろう。返したら予算を削減されるからと無駄遣いをするわけで、在外公館の連中というのは基本的にクソと思えばいい。
彼らの言う「支障」とは、外交儀礼とは何にも関係がなく、そんなことよりもプライベートなことだとオレは思うのだ。「帰国してから無駄遣いを追求される」という事態になることは間違いない。それを阻止するための「報道規制」なのである。
自分のポケットマネーなら決して買わないような高価なワインであっても「外交上必要」という大義名分があればじゃんじゃん買うことができる。そういうわけで、一年間の使用料の倍くらいの在庫を作ってしまうのである。別に在外公館が「ワインバー」を経営しているわけではない。自分たちが趣味で飲むものを公費でまかなってもらっているだけのことである。腹が立って仕方がないのである。
それでも外交上何か大きな成果や手柄があるならまだいい。現実にはどうか。尖閣諸島で起きた体当たりキチガイ漁船の事件に対する対応のまずさなんかを思えば。こんなクソ揃いの外務省の連中に日本の将来を託すのは危険すぎるのだ。
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