2010年07月11日(日) |
今日は選挙なのである |
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今日は参議院選挙である。そういうわけで、オレは父を投票所にクルマで連れて行く予定なんだが、それにしても投票日が迫るに従って民主党の劣勢が伝えられるのはどういう意図があるのだろうか。日本人の「判官贔屓」の精神をうまく使って、民主党に票を集めようと言う意図なのだろうか。いずれにしても菅直人首相の「消費税10%発言」はいくらあとからごまかしてももはや消すことはこんなんであり、有権者は「民主党は消費税を10%にしようとしている」とすでに受け止めてしまったのである。
増税による財政再建というのは本当に必要なのだろうか。昔、まだ日本の借金が300兆ほどしかなかった時でさえ、「こんなに借金があったら大変だ!」と言われていたわけで、そこからさらに倍以上に増えたがそんなに日々の暮らしが大変になったわけでもなく、同じような日々が続いているのである。
日本政府にはこのまま財政再建などという不可能なことは考えずにどんどん借金を増やしていき、1000兆円、2000兆円と借金を拡大した結果日本がいったいどうなるのかという壮大な実験に挑んでもらいたいとオレは思ってるのだが、その結果を見る前にオレの寿命が尽きるだろう。考えたら先進国の中で財政再建に成功した国などあるのだろうか。みんなどんどん財政赤字を拡大させる一方じゃないか。
唯一、財政赤字を払拭できそうな国と言えばオーストラリアかも知れない。資源税の導入で石炭や鉄鉱石にじゃんじゃん税金を掛けることができるわけで、そうなるともしかしたら超金満国家になれるのかも知れない。もっともそんなことは今回の選挙には何の関係もないのだが。
オレは地方区でいったい誰に投票すればいいのか悩むのである。まず今回、自民・民主には入れる気はない。民主はもう一人岡部まりさんが立候補しているが、彼女にはまた「探偵ナイトスクープ」に復帰してもらいたいので当選してもらっては困るのである。変な宗教とか泡沫政党にも入れたくはないので、そうなるとますます選択肢が無くなってしまうのである。そういうわけでもう今日が投票日だというのにまだ誰に入れるかが決まっていないのである。本当に困ったことである。
いったいこの選挙の結果がどうなるのかという野次馬的な興味はもちろんある。しかし、それが自分の利害にどう関わるのかというと正直言ってわからない。誰に投票すれば一番株価が上がるのかなどというわかりやすい指標があれば迷わず投票するのだが、残念ながらそんなことを誰も公約にしていない。
そういうわけで、オレは投票直前まで悩み、悩みながら誰かに入れないといけないということで投票するのだろう。個人的に絶対に入れたくはない候補者はたくさんいる。柔道だけやってればいいあの人とか、阪神タイガースにさんざん迷惑を掛けたあげくにやめたあいつとか、顔を見るだけで気分が悪くなる誰かさんとかである。変な宗教の関係者ももちろん論外である。
ここで「選挙の結果はこうなる」という予想はしない。だってはずれるとかっこわるいからである。あくまでオレは野次馬に徹して今回の選挙を見ていたい。ただ、普天間問題で社民党は漁夫の利を得たかも知れない。オレは社民党に入れる気はないが、社民党は今回ある程度票を伸ばすかなと言う気はするのである。
あと、今回一番票を伸ばしそうなのは「みんなの党」なので、菅直人は負けるとわかった選挙結果を少しでも有利に運べるように、連携したがってるのである。それがわかってるから逆に渡辺喜美さんの方は「絶対に連携しない」と答えているのである。今回票を伸ばすのが確実な「みんなの党」が政界再編の鍵を握ってることは間違いない。
そうそう、自民党という泥船から逃げ出したあの「ふみつぶせ日本」だったか、「たちどまれ日本」だったかオレもよく名前を覚えていない泡沫政党があったが、あんなものはこの選挙で消え去るだろう。「改革」をうたった党が改革なんてできなかったことも歴史が証明している。そういうわけで桝添さんにも全く期待していないのである。自民党から逃げ出す前に、自民党という政権政党の中で何もできなかった連中には全く期待していないのである。
何通かオレのところに「選挙に出ないのですか?」などというメールが届いた。残念ながらオレはそんなにヒマではないし、いきなり無職になってしまって大丈夫な蓄えもないのである。逆に言えばゼニがいっぱい貯まって生活の不安が無くなったらそういうのもありかということである。政治家みたいなヤクザな商売はオレのようなまっとうな人間には向いていないというのが正直な気持ちである。
今日の日中にはオレは出かけているのだが、帰宅したときにはもう選挙の大勢が決まってるのだろう。そのときにオレが「盛者必衰」と思うか「驚天動地」するのか、それは現時点ではまだわからない。ただ、今夜のオレが食い入るようにテレビの開票速報を観ていることだけは確かである。
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