2009年12月16日(水) |
シャブ中警部補、千葉県警に出現! |
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薬物犯罪を取り締まるべき警察の側に薬物中毒者がいたとしてもオレはちっとも驚かない。もはや覚せい剤は国民的嗜好品になってるわけで、あらゆる階層や職業に広まってしまってるのである。小学生中学生のシャブ中もこれから出てくるだろうし、少なくともオレにはこれから減っていくとは思えないのだ。毎日新聞の記事を引用しよう。
覚せい剤:千葉県警警部補を所持容疑で逮捕 警視庁 2009年12月15日 21時32分 更新:12月15日 21時46分
乗用車内で覚せい剤を隠し持っていたとして、警視庁組織犯罪対策5課と久松署は15日、千葉県警佐倉署の警部補、佐藤祐介容疑者(48)=我孫子市都部=を覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕した。佐藤容疑者は佐倉署刑事2課薬物銃器対策係に所属していた。組対5課は、覚せい剤の入手ルートや使用の有無を捜査する。
逮捕容疑は、知人の女(43)=同法違反(使用)容疑で逮捕=と共謀し、9日午前0時ごろ、佐倉市井野の回転ずし店の駐車場に止めた女の乗用車内で覚せい剤若干量を所持した疑い。組対5課によると、佐藤容疑者は「逮捕された事実については分かりました」と供述しているという。
久松署員が9日夜、東京都中央区内で女が運転する乗用車を止め、女の尿検査を実施。陽性反応が出たため緊急逮捕した。女が「佐倉市の駐車場で覚せい剤を注射した。佐藤容疑者と一緒にいた」と供述したことなどから、佐藤容疑者の容疑が固まったという。
また警視庁は15日、佐藤容疑者の勤務先や自宅などを家宅捜索し、自宅から覚せい剤の計量器1台と新品の注射器1本を押収した。
千葉県警の山本和毅警務部長は15日夜、記者会見で陳謝し「極めて遺憾。今後、警視庁の捜査状況を踏まえ事実関係を明らかにしたうえで厳正に対処する」とコメントを読み上げた。佐藤容疑者の勤務態度は普通で、これまでに問題となるような行動はなかったという。【町田徳丈、荻野公一】
この「知人の女」というのがどうやら佐藤警部補のシャブ仲間と思われるが、薬物事犯を担当する警部補が覚せい剤を所持していたということから考えて、入手先はどうも捜査に関係していそうな気がするのである。あるいは捜査に手心を加える見返りにシャブの提供をさせていたなんてことになれば警察の面目丸つぶれである。ただオレは思うのだ。警察官だけじゃないと。あらゆる階層、階級に覚せい剤使用者は存在し、シャブ中になってる多くの人たちが居るわけだが、ある程度の収入があって常に入手可能な状況では通常の社会生活を営むことも可能なのかも知れない。入手できなくなって禁断症状が出て、犯罪に走るからそのときに使用が明らかになるのであり、バレずに法の網をくぐりぬけてる連中が多いのだ。一気に覚せい剤使用者を減らすにはどうしたらいいのか。
オレは一つの案を持っている。それはたとえば2010年4月以降、覚せい剤の販売者の最高刑を死刑、使用者は必ず実刑にするという法律改正である。売るヤツがなかったら入手できなくなってシャブ中たちもお手上げだ。もちろん海外まで出向いて自分で買い付けようとする馬鹿も発生するだろう。海外のヤクザからすればいいカモである。ゼニだけ巻き上げられて挙げ句の果てに粗悪品を売りつけられ、乗り継ぎに使った北京の空港で所持がバレてそのまま死刑なんてことになってもそれは自業自得というものである。
大阪の盛り場にはかなりの数の覚せい剤の売人がいる。こんなに公然と売られてるのにどうして警察は取り締まらないのかオレにはとても不思議なのだ。本気で取り締まろうとしてるとは思えないのである。アメリカ村や釜が崎に行けばいかにも怪しい人たちが指でサインを送ってくる。客のふりをしておとり捜査をすればいくらでも検挙できるはずだ。どうしてそうやってどんどん捕まえないのか。通勤時に警察官がシートベルト取り締まりや意味のない速度取り締まりをしてるのを見ると腹が立ってくる。そんなことに人員を割けるのならなんでもっとまじめに薬物事犯を取り締まらないのかと。
もしかしたら警察が覚せい剤を本気で取り締まらないのは、売り上げの何%かはお目こぼしをした警察側に還流してるせいではないのかとオレは想像してしまう。かつて警察内部の腐敗を告発した本があったが、今回のシャブ中警部補は警察の腐敗の実態について我々に明確に示してくれたのかも知れない。取り締まる側がこうなのだからいつまでも覚せい剤はなくならないのだと。
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