2009年08月07日(金) |
夏はやっぱりかき氷なのだ! |
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夏と言えばやはりかき氷である。オレはかき氷が大好きだ。かき氷にいっぱいバナナとかいろんなフルーツを入れて、それで一食済ませられないかと思うほどに好きなのである。そのかき氷の巨大なヤツで有名な店がかつて大阪駅前第四ビルの地下に存在した。コロンビアという喫茶店である。そこには「
びっくりパフェ」や「びっくりフラッペ」と呼ばれた洗面器くらいの巨大な入れ物に入ったかき氷が存在していて、完食することすら困難だったのだ。
今はその喫茶店もなくなって、大阪の都市伝説の一つとなってしまった。もちろんそんなでかいかき氷はオレのような食い意地の張った人間にも無理だ。しかし、普通の人間がチャレンジできる程度の大きさのジャンボかき氷なら今でもかなり存在する。そのうちの一つが、大阪南部・富田林市にあるシルクロードというお店である。
そのジャンボかき氷「ビッグマウンテン」をオレは今年も食いに行った。長男を連れてである。(せっかくだから81歳の父も連れて行った。もちろん父が食べるのは「ビッグマウンテン」ではなくて「スモールマウンテン」というミニかき氷である。)今から3年前にオレは長男をここに連れてきたことがある。どちらかというと小柄な小学6年生にとって、その暴力的なでかさはかなり強烈で、長男は完食できなかった。そのリベンジをするためにやってきたのである。
さて、家からクルマで約20分かけてオレはこの喫茶「シルクロード」にやってきた。店の前にはちゃんと駐車場もある。そこにクルマを停めて、さっそくチャレンジである。父はスモールサイズの宇治金時、私はミルク金時、長男はラムネということになった。待つことしばし、まず長男のラムネ氷が運ばれてきた。
次にオレのミルク金時、最後に父の宇治金時がやってきたのである。なかなかの壮観である。値段はミルク金時が720円、ラムネが700円とビッグマウンテンは700円くらいの価格である。その半分もない大きさのスモールマウンテンは350円である。
写真を見ればわかると思うが、ミルク金時であってもメロンやスイカといったフルーツも添えられていてなかなかおいしい。ただ大きいだけではなくて、見た目もなかなか食欲をそそるように芸術的なのである。
実はこの店の巨大かき氷を知ったのはオレがこの近くにある公立高校にかつて勤務していたからである。その頃はもっとかき氷の名前も凝っていて「ピーターパン」とか「白雪姫」とかいう名前が付いていたのである。放課後、同僚の先生たちとよくその巨大かき氷を食べに行ったものである。
さて、食べていると当然のことなんだがだんだん身体が冷えてくるのである。これだけの氷を食べてるのだから冷えて当然である。ここでいったん店の外に出て身体をあたためてから再チャレンジするという食い方もある。しかし、ぶるぶる震えていたオレの長男は驚くべき方法をとったのである。 「おとう、なんか熱いもの食べていいか?」熱い食べ物で口の中をあたためてから氷を食うという方法を長男は思いついたのだ。それでカレーを注文して食い始めたのである。カレーであたたまってから残った氷を長男はみごとに完食した。もちろんオレは氷だけを完食し、81歳の父もスモールマウンテンを完食したのである。3人ともかき氷をきれいにたいらげたのだ。
夏はやっぱりかき氷である。かき氷を食わないと夏を感じることができない。かき氷といえば大阪市内にも フルーツガーデン山口果物店というぜいたくなかき氷を出している店があるのでぜひチャレンジしてみて欲しい。
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