2009年08月05日(水) |
耳かきくらい自分でやれ! |
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オレは耳かきが好きだ。あの細い棒で耳の穴の中を掻くとものすごく気持ちがいいのである。だがこの耳かき、人にしてもらうともっと気持ちいいのである。まだ小さい頃に母親の膝の上で耳かきをしてもらった時の心地よさを今でもオレは覚えている。それでよく母に耳かきをせがんだものだ。しょっちゅうさせられるのが面倒なのか、母は「まだ貯まってない」と拒否することもあった。さすがに大人になってからは自分で耳かきをするようになって誰かにしてもらうということはなくなったが、耳かきで思い出すのはとにかく幼い日のことである。
その「膝の上の耳かき」の快楽を商売にしてしまう店が存在したのである。オレはこんなお店があるなんて今回の報道で初めて知ったのだ。調べているとどうも1,2年前にブームになっていて、ファイバースコープで中を見ながらって店もあったとか。しかし一時のブームが去ってしまうとかなりの店が廃業してしまい、その中に変態野郎を客として狙ったミニや浴衣のネーチャンの膝枕で耳かきなんてお店が生き残ってるのである。今回事件になったお店も女の子が指名できるあたり十分に怪しい。ただすべてがこうした店ではなくて、TVで取り上げられたりするまともな店もちゃんと存在するということを耳かき業界のために申し上げておきたい。アサヒコムにはこういう記事があった。
耳かき店に月40万円 2女性死傷容疑者、毎週末来店2009年8月4日17時4分
東京都港区西新橋1丁目の住宅で鈴木芳江さん(78)と孫の江尻美保さん(21)が刺されて死傷した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された会社員林貢二容疑者(41)が、江尻さんが勤める千代田区内の耳かき店にほぼ毎週末訪れて江尻さんを指名し、月額30万〜40万円を使っていたことが、警視庁愛宕署への取材でわかった。同店の料金は1時間4800円や指名料がかかり、林容疑者は数時間利用することもあったという。
同署によると、林容疑者は昨年2月ごろから、耳かき店に通うようになり、今年4月ごろ、江尻さんに交際を迫ったが拒まれた。店側も林容疑者に店への出入りを禁じた。その後、つきまといが始まったという。
また、林容疑者は、3日に鈴木さん宅を訪れた理由について「また店に入れてほしいと、江尻さんに直接頼みたかった」と供述しているという。
1時間4800円という料金が耳かき代として妥当なのかどうか、オレにはわからない。その料金に耳かき以外のもっとHなサービスが付随するのかどうかもわからない。ただ、その耳かき店が女の子を指名できるシステムになってるということは、一種の性風俗店に近い利用のされ方だったことは容易に想像がつく。その店にやってきたしつこい客の一人が今回の事件の容疑者である林貢二(41歳)だったのである。こともあろうにこの男は自分の年齢の半分くらいの女性に好意を抱いて、月に40万もつぎこんで会いに来るようになったのである。
モテない上に自分が嫌われてることもわからない男が、若く美しい女性に恋をするというのはよくあるパターンである。そこでたいていの男は現実を理解してあきらめて去っていくのである。しかしこの林貢二容疑者はあきらめなかった。お店の方から「出入り禁止」という処分を受けてもあきらめきれなかった。なんとかしてもう一度店に行きたい。耳かきをしてもらいたい。もう一度チャンスを与えて欲しい。それを訴えるために家まで押しかけて強引に迫ろうとしたのだろう。
オレはヤクザの存在を肯定するつもりはない。しかし、こういうストーカー野郎を阻止するためには暴力以外に方法がないのではないかと思うのである。警察に訴えても今のボンクラ警察は動きもしてくれないだろう。巷では多くのストーカー被害が発生してるのに、きちっと捜査されて早期に犯人逮捕に至るのはごく一部であり、その多くは犠牲者が出てはじめて明るみに出るのである。もしもこの店が専属の用心棒を抱えていて、このストーカー男を捕まえて「うちの商品に何しやがるんだ!」とどつき回すような対処がなされていれば、記事にあったような最悪の事態は避けられただろう。
この林貢二容疑者が耳かき屋に通うようになった最初のきっかけが何であったのか、それは残念ながら今の新聞報道の中には書かれていない。オレが一人の観察者としてこの事件を捕らえるとき。どういう経路でこの男が堕落していったのか、それをオレは知りたいのである。
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