2009年07月31日(金) |
民主党よ、やるなら焦土作戦だ! |
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一ヶ月後に迫った衆議院選挙を前にして自民・民主両党のけなし合いが盛んになってきている。自民が先に出た民主のマニフェストを批判すれば、民主も自民の政策をぼろくそにけなしている。なかなか両者の泥試合が見ていて面白いのである。オレは単なる野次馬なのでなんでも無責任に言えるのだ。ただ、自民も民主を批判する資格はない。今の日本の惨状は自民党政権のせいであることは間違いないからだ。田舎議員どもがイナカモンドリームに狂奔して日本中の海岸線をコンクリートで固め、各地に不要な空港を作り、教育にゼニを使わなかったために大勢のダメな若者を世間に生み出してきたのである。
アサヒコムの記事を引用しよう。
民主、自民の政策検証 岡田幹事長「20点から30点」 2009年7月30日22時49分
民主党は30日、自民党が05年総選挙や07年参院選で掲げたマニフェストなどの政策を検証した結果を発表した。「看板倒れの小泉改革は格差拡大を放置し、社会保障の崩壊、財政の悪化をもたらした」と指摘し、主要な公約が未達成だと結論づけた。
自民党は05年総選挙を前に「郵政民営化からすべての改革を進める」など「120の約束」を表明した。民主党はこのうち、医師不足問題で「病院の多くが診療科の廃止や中止に追い込まれている」と指摘。子育て支援でも「一人親家庭の児童手当を半減させ、生活保護世帯の母子加算も打ち切った」とし、ともに公約違反だとしている。
自民党が「2010年代初頭の基礎的財政収支の黒字化を実現」とした財政再建について、民主党は「目標を後退させ、4年間で130兆円の借金を重ねた」と強調。年金記録問題でも、自民党が「1年以内にすべての名寄せを完了する」とした07年参院選公約について「多くの記録はいまだ作業中」と指摘した。
岡田克也幹事長は静岡市内での記者会見で、自民党の公約の達成度について「あえていえば20点から30点。小さな政府を目指す根本が違っちゃっている」と批判した。
おそらく次の選挙で政権交代が起きるだろう。しかし、オレはその民主党政権も長くは続かないと思っている。だからオレは民主党に提案したいのである。 「焦土作戦を実行しないか!」と。次の選挙では民主党が負けるとしても最大4年間の時間がある。その4年間のうちに国家の財産をみんな食いつぶしてやればいいのである。自民が政権を取り返した時に政府にはゼニが全く残ってないという状況を作り出せばいいのだ。これがいわゆる焦土作戦である。どうせ4年の政権だ。もうやぶれかぶれでやってしまえということである。
4年間のブランクの後にやっと政権与党に返り咲いた自民党は愕然とする。ゼニがないのである。国家財政が完全に破綻しているのである。この状況ではなんにもできないのである。せっかく政権交代できても手元にゼニが全くなく、もう国債を引き受けてくれるのは日銀しかないという末期的状況に唖然とするというシナリオはどうか。
オレは民主党に政権担当能力があるとは思えないが、かといって自民党にそれがあったかというとそんなわけがなく、特にバブル崩壊以後はほとんどまともな政策もなくただ借金を増やし続けただけである。だからどっちもどっちなのだ。どうして揃いも揃って政治家というのは無能な人間ばかりなのかとオレはあきれているのである。思いつきで繰り出される政策はひどいものばかりだった。後期高齢者医療制度とかいったい何のために出してきたのか。佐賀とか静岡とか茨城というド田舎が「空港が欲しい」と言い出した時になぜ「あほか!」と却下しないのか。そんな連中しかいない日本の将来にオレはほとんど期待していない。だからゼニを貯めてそれを外貨にして備えるだけである。今は円高だがいずれ究極の円安になるだろうし。
4年後にこんな状況が起きればどうだろうか。民主党の繰り出した超バラマキ政策(焦土作戦)の結果、国と地方を合わせた借金は1400兆円にふくらんで国民金融資産に匹敵するようになり、国債の買い手が居なくなってしまったところを外資に売り込まれてさらに円は下落、超インフレが発生して国民はモノが買えなくて困るとか。食品の価格が今の10倍くらいになって国民生活は破綻するのに、ボンクラ政治家は「消費税収がUPしました!」などと喜ぶかも知れない。頼むから100回死んでくれ。
もちろんオレは野次馬である前に一人の投資家である。円が上げようと下げようと、株価が上がろうと下がろうと、どちらでも勝てるように臨機応変に行くだけのことである。治世よりも乱世の方が面白いに決まってるじゃないか。
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