2009年07月09日(木) |
大人の遠足はとってもHです! |
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オモチャは子どもが遊ぶモノだが、大人のオモチャは通常わいせつなものである。「 「時間ですよ」」は銭湯シーンが話題になった森光子主演のドラマだが、「今から大人の時間ですよ!」というと、恋人たちが何かを期待する秘密の展開になるのである。どんなものごとでも、前に「大人の」と付けるだけでちょっぴりHなものになるのがお約束なのである。だから遠足の前に「大人の」をつけた「大人の遠足」がHなものであることは当然のことである。そんな大人の遠足を企画していた音楽プロデューサーが逮捕された。どんな遠足だったのか、アサヒコムの記事を引用しよう。
貸し切りバスで性行為の疑い 音楽プロデューサーら逮捕 2009年7月8日15時16分
高速道路を走行中の貸し切りバスの中、他の乗客の前で性行為をしたなどとして、警視庁は、音楽プロデューサー木崎徹容疑者(54)=東京都府中市白糸台6丁目=と交際相手の女(37)を公然わいせつ容疑で逮捕したと8日発表した。同庁によると、木崎容疑者は「性行為はしたが、見えないようカーテンを閉めた」と供述しているという。
生活安全特捜隊と原宿署などによると、木崎容疑者らは6月7日、関越道下りの高坂サービスエリア―赤城パーキングエリアを走行中のバス内で性行為をした疑いがある。東京都新宿区内でハプニングバーと呼ばれる飲食店を経営する武田康嗣容疑者(47)=公然わいせつ幇助(ほうじょ)容疑で逮捕=らが「大人の遠足」と称して自らのホームページで客を募集し、観光バスを借り切っていたという。バス内には運転手以外に、ツアーに応募した客ら25〜54歳の男女12人が乗っていたという。
木崎容疑者のホームページによると、NHKの「ポップジャム」など多くの音楽番組で構成に携わっていたという。
木崎容疑者らは性行為をしたことは認めているが、カーテンを閉めていたことで「公然わいせつ」ではないと主張しているのである。車内が見通せるクルマの中で性行為をすることはすべて「公然わいせつ」という罪になるのだろうか? 夜に公園の駐車場に行くと、クルマの中にカップルがいて、クルマが規則正しく振動していることがある。あのカップルたちはいったい何をしているのだろうかとオレは不思議に思うが、暗くて中までよく見えないし、たいていそういうクルマは窓にフィルムを貼っている。まさかフロントガラスのところから懐中電灯で中を照らすわけにもいかない。夜の公園駐車場で繰り広げられるあのカップルたちの饗宴が「公然わいせつ」に該当しないのは、暗くてよく見えないせいなんだろうか。もしもその行為が、昼間の人通りが多い明るい場所、たとえばジャスコやダイエーの駐車場で行われていれば明らかに公然わいせつということになるだろう。だったら「公然わいせつ」の構成要件は見えるか見えないかということになる。
それでは高速道路を走る観光バスの中はどうなのか。そして公然というのはバスの外の他のクルマに対してか、それともバスの乗客が見ているから「公然」ということになるのか。そのあたりの判断はどうなんだろうか。その性行為を目撃している人が一人でもいれば「公然わいせつ」の要件を満たすのか。人前で性行為をすること自体が罪なのだろうか。そんなどうでもいいことをオレはあれこれと考えたのである。
ただ、今回の事例は明らかにバスという密室を用いて行ったわいせつショーであり、参加者はその鑑賞のために集まってるのであり、公然わいせつ幇助容疑という罪状が成立する要件は満たしていると言える。だからこの報道された事件自体は何も異論を差し挟む余地はないのだが、ラブホテルに行くだけのお金がない貧乏なカップルが、クルマの中で愛を交わしていた場合にこの「公然わいせつ」に該当するかどうかが気になるのである。2組のカップルがワンボックスカーで旅をして、交互に後部座席を使っていちゃいちゃしていた場合、これはどうなるのか。カーテンをして見えないようにしていればOKなのか。それともアウトなのか。
オレが心配するのはこの取り締まりが拡大解釈されてしまって、ラブホテルに行くゼニもない貧しいカップルたちの貴重な空間が取り締まりの対象とされてしまうことなのである。欲求不満の無粋な警察官たちによって弾圧の対象にされてしまうことなのだ。夜の公園の駐車場にはおびただしい数のクルマが停まっている。その中をのぞき込むのはマナー違反である。他のクルマにできるだけライトを当てないように静かにクルマを停めて、二人の時間を楽しむのが若いカップルのお約束だ。その昔、薄給でホテルに行くゼニもなかった頃のことをオレは思ったのである。そういうカップルの愛の儀式までもが「公然わいせつ」と解釈される可能性を作り出したこの「大人の遠足」を企画した連中は全くもって許せないのである。
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