2009年05月22日(金) |
キミは溶けないソフトクリームを知ってるか? |
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オレは子どもの頃、ソフトクリームを食べるのが苦手だった。食べるのが遅かったオレは、かならずコーンの部分が溶けたソフトのせいでふにゃふにゃになって、それがお尻のところから垂れて手がべたべたになったりしたのである。それを解消するには溶ける前にすばやく喰うことである。早食いできるようになってからはそんなことはなくなったのだが。現在のオレがアイスの早食いを得意とすることは、北欧東欧放浪旅行の時に一日に数本食べていたことからも明白である。
さて、どんくさい人のためにいくらゆっくり食べても溶けないソフトクリームが登場したのである。金沢経済新聞の記事を引用しよう。
「溶けないソフトクリーム」話題に−金沢の食品研究会社が販売開始 (2009年05月21日)
日本海藻食品研究所(金沢市本江町、TEL 076-292-1782)が、金沢大学教授と共同開発した「おからペースト」を使用したパンやスイーツなどを販売するアンテナショップ「ヘルシーラボ」(同、TEL 076-292-3201)を本社隣にオープンしで3カ月が過ぎた。
開発したペースト「おからda元気」は、豆腐を製造する際に大量に廃棄処分されるおからを特殊製法でペースト化したもので、おから本来の栄養分は残しながらカロリーを3分の1に抑え、保存も可能にした。さらに同店では、「佛子園」(白山市)の協力を得ておからパンを製造するなど、「健康」「美」「エコ」「福祉」をキーワードに、おからの幅広い使い方を発信している。
「溶けないソフトクリーム」(350円)は、おからペーストと米粉を配合することで、常温で1時間放置しても溶けず、できたての姿をキープするもの。「甘さ控えめのさっぱり味」(同店)で、時間を追うごとに食感が変化する。オープン後、「不思議」「子どもに食べさせやすい」と話題を集め、ソフトクリーム目当てに幅広い客層も来店するという。
そのほか、おからペーストを配合したドーナツ、ハンバーグ、コロッケ、フランクフルトなどの商品も多数販売。低カロリーの「おから麺」を用いた「ラボサラ」も近日中に店頭に並ぶ予定。
同社営業部の内田涼人さんは「当社がこれまで培ってきた研究開発のノウハウを生かし、世の中にない新しいものを作り出していきたい」と意欲をみせる。営業時間は10時30分〜18時。第2・第4土曜、日曜・祝日定休。
なんと、この溶けないソフトクリームの主成分は「おから」らしい。だったら溶けないのもよくわかる。甘さ控えめのさっぱり味だそうだが、どんな味なのかとても気になるのである。このアンテナショップではおからを配合したさまざまな食品が多数販売されてるらしい。なかなか面白そうなのである。
金沢には長いこと行ってないのだが、ちゃんと覚えておいて行く機会があればしっかりとそのおからソフトクリームを食べてみたいのである。ただ、オレはおからが嫌いである。豆腐は大好きなのだが、おからはどちらかというと苦手だった。その苦手なおからも、おいしいソフトクリームにしてくれてるのなら食べてもいいかと思ったのである。もっとも許せるのはせいぜい「おから」までである。いくらソフトクリーム仕立てにしても、納豆は断じて許せない。もしもこの世に「納豆ソフトクリーム」というものが存在したとしたらオレは絶対に食べない。そんなものを喰えるわけがないじゃないか。
おそらく水戸あたりに行けば「納豆ソフトクリーム」は存在するのだろう。安曇野ではわさびソフトクリームがある。日生にはかきフライソフトクリームが存在する。だったら水戸に「納豆ソフト」があってもおかしくはない。でも大丈夫だ、オレは食べないが水戸の人間の変な食習慣をどうこう言う気はない。
おからは今産業廃棄物扱いである。豆腐を生産するとおからもできてしまうのだが、豆腐と違って全く人気がないのだ。それゆえに大量に捨てられていたのである。家畜の飼料にするにしても限りがある。そんなおからをこうして利用することができ、しかも美味しく食べられるのであれば一石二鳥である。ぜひともこの溶けないソフトクリームをどんどん世間に広めてもらいたいのである。
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