江草 乗の言いたい放題
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2009年04月20日(月) シャープのブルーレイアクオスを罵倒する!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 昨年12月、妻が26インチのアクオスを買った。当時中学2年の息子に買って上げたのである。もちろんオレがそんな贅沢を許すわけがないのだが、妻もパート勤めしているので、そのお金の中から長男に買ったのである。7万円くらいかと思って訊くと13万もしたという。なんでそんなぼったくりのヤツを買ったのかと質問すると、録画もできるヤツがいいというのでブルーレイのドライブが搭載されたアクオスを買ったというのだ。なんてことだ。テレビは10年以上もつが、DVDのデッキなどはよくて5年くらいしかもたない。必ず故障する。だからその二つは別々にするのが鉄則である。どうしてそんな無駄なことを・・・と思ったが、妻は「私のお金で買ったのだから文句言うな!」という感じだったのである。まあオレがいくら言っても仕方ないし、後悔するのは自分ではなくて妻のだからと放置していたのである。

 しかし、チャンネルの切り替えがどうも鈍い。リモコンを操作してからワンテンポずれて画面が切り替わるのである。なんでこんなにかったるいのだろうかと思って電話してみると、不良品ということでなんと交換の新品をすぐに持ってきた。なんて手際がいいのだろうと驚いた一方でオレは「もしかしたらこれっていっぱい不良品が出てるのじゃないか」と疑ってしまったのである。それは購入後1週間のことだった。交換された新しいテレビはリモコンに対して反応がよく、即座に画面が切り替わった。やっぱり最初のヤツは不良品だったのだとオレは納得した。

 それからしばらくの間、説明書をよく読んだ息子はその内容を理解してちゃんと予約録画の機能を使いこなしてるようだった。しかし、その息子を裏切る悲劇が発生した。ちゃんと予約したはずのに録れていないという事件が起きたのである。まだ購入して2ヶ月というのに早くも故障なのかとオレはあきれた。それで「アクオス」「ブルーレイ」「故障」などで検索するといっぱいヒットするではないか。うっひゃ〜こんなに故障が多かったのかとオレは唖然としたのである。

 具体的な故障内容だが。長男は予約録画の機能を使ってで2月中に2本「銀魂」とかいうアニメを録ったらしい。ところが3月からはなぜかその予約録画の機能が全く働かないというのである。番組側の仕様変更でその番組が「録画不可」にでもなってるのじゃないかと妻は言い出した。操作に全くミスはないはずで、なんで録れないかわからないというのである。もちろんその操作は長男や妻がしてるのであり、私が操作したわけではないのでわからないのだが。どう考えても録画不可の番組なんかではなさそうだから、それがちゃんと録画できないというのはなんらかの不具合なんだろうとオレは思うのである。

 野球部の部活から帰ってきて「さあ、観よう」と思ったときに録れていないことを知った時の長男の落胆を思うと、それは「故障です」で済まされるだろうか。そのときの精神的ショックに対してオレはシャープは慰謝料を払うべきだと思うくらいである。それにしてもひどい話である。

 修理を依頼するために電話を掛けるとなかなかつながらない。しかも有料である。こういう電話がなかなかつながらないというのはそれだけ故障が多くて苦情の電話が殺到しているからである。そんな役に立たない電話に対してゼニまで取るわけで、これはもうシャープという企業がいかに不誠実であるかを世間に宣伝しているようなものである。創業者の早川徳次さんの精神はどこに行ってしまったのだろうか。電話がつながるまでにどれほどの時間を要しただろうか。

 やっと電話がつながって、そして修理に来てくれることとなった。その修理というのはブルーレイのドライブ部分をそっくり交換するという修理だった。なんだか違うような気もしたのだが、妻の話では「今度の録画はうまくいった」ということだったのでオレは安心していた。しかし、昨日オレは妻からもっと別のトラブルを聞かされたのである。録画したはずのデータが消えている・・・と。そこには録画した日時の記録はちゃんとあるのに中味がないのだという。これって一回観れば自動的に中味は消滅するものなのだろうか。オレはどうも腑に落ちないのである。

 オレは自分の長男が操作ミスをしているとは思えない。携帯電話もすぐにいろんな操作をしっかりと理解して使いこなしている今時の子どもである。マニュアルを観て正しく録画操作をしているはずである。いったい何が間違っていたのだろうか。

 オレは妻に「そんな疫病神みたいなテレビはもう返せ。下取りしてもらってビエラでも買え!」と言った。もしもオレがその13万円払った当事者ならば、「こんなガラクタ持って来やがって、他のメーカーのまともなテレビと換えてこい!」と修理に来た方を罵倒しただろう。それにしてもなんでブルーレイに録画した中味がデータだけ消えたのだろうか?これはまさにミステリーなのである。しかしオレ自身が操作したわけでもない。だからオレはシャープに再度のチャンスを与えることにしたのである。

 妻の話では電話に出た方から、電源が入ってるかとか、ディスクの入れ忘れじゃないかとか、そんなことを延々と訊かれたという。そんな初歩的なミスをするわけがないだろう。とにかくもう一度修理担当者が来るということなので、直接会えばなんとか言ってやれるのだがそういうわけにもいかないので、想定問答集を用意して妻に渡しておくしかないと思ったのである。

 テレビ本体はちゃんと映ってるのだ。全然問題ないのだ。悪いのはブルーレイだけである。だからそんな役立たずのブルーレイはいらないということで、ブルーレイなしのテレビと交換してもらえと。そして戻ってきた差額で、改めてシャープ以外のHDD搭載のブルーレイのデッキを購入したらいいじゃないかと。それがオレの提案である。あるいは本体からブルーレイのパーツをはずしてもらってただのテレビにしてもらい、その分の金額を値引きして現金で返せという案である。

 機械の故障で予約録画した番組が観られないという場合、どんな損害が発生したことになるのだろうか。その場合の損害というのは、その番組をDVDで購入した金額程度の損害と認定されるのだろうか。となると、60分の番組分の損害はせいぜい1000円程度ということになるのだろうか。しかし、楽しみにした番組を観られなかった時の精神的なダメージを「はい、これが賠償金の1000円です!」と渡されても全然引き合わないような気がするのだ。そのときに失ったモノはそんな軽いモノではないのである。テレビ番組というのは時間が経ってから後で観ることができたとしてそれでOKというものではない。そのときに観てこそ価値があるのだ。

 もちろんハイテク機器の故障を100%防ぐことはできない。ある程度の割合でそうした故障は必ず発生するのだろう。わが家にやってきた製品がたまたまその0.1%とかの確率のものであったのだとオレは思っている。これもきっと運の悪さから来るのだろう。宝くじは当たらなくてもそういうものは当たるのかも知れない。だからオレはシャープの全製品を否定するわけではない。オレが否定するのはわが家にあるこの一台だけだ。この日記で企業イメージを傷つけようなどとは思っていない。ただ、わが家にあるこの一台をナントカしてもらいたいというただそれだけなのである。太田房江前大阪府知事に賄賂代わりのアクオスを贈って府から200億とかの補助金を引き出した疑惑のことなどオレはちっとも怒っていないのである。

 さて、この3度目の修理で問題は解決するのだろうか。今週また修理の方がわが家にやってくるという話なのだが、そのたびにパートの仕事を休まないといけない妻の金銭的損害に対していったいどこが賠償してくれるのだろうか。全く困った話である。もしもシャープの社長がオレの日記を読んでくれていたらじきじきに下のメールフォームから返事をいただきたいくらいである。まあ電話サービスの惨状を思えば、そんな誠実な対応などするはずがないとわかっているのだが。


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