2008年12月18日(木) |
女性用ふんどしが人気です! |
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究極の下着とはなんだろうか。男性の場合、常に睾丸(きんたま)は冷やしておく必要がある。そのために腹腔内ではなく外にあの物体は垂れ下がってるのだが、ブリーフの中にはかなりの締め付けで睾丸を押さえつけるものもあるらしい。そうなるとせっかくの空冷式の機能が活かせずに睾丸が熱を持ってしまい、精子の生産に支障が起きるということを聞いたことがある。
締め付けずに風通しを良くした究極の下着が「ふんどし」であり、男性にとってそれはとても快適なものだということだが、残念ながらオレは一度もそのふんどしというのを締めたことがない。だからここでふんどしに関して騙る資格はないのである。そのふんどしというのは楽天市場で買えるのだろうかと検索してみた。すると、ちゃんと売られていたのである。
さて、このふんどしを女性が締めたらどうなるのか。そういえば男性用ブラジャーが流行しているという話を聞いたことがある。だったら女性用のふんどしがあってもいいじゃないかと思ったのである。そんなことを夢想していたオレが、こんなニュースを見逃すわけがなかったのである。
少し恥ずかし、でも心地いい!女性用ふんどし意外な人気2008年12月17日16時49分
女性用のふんどしが、少しずつ市民権を得ている。今月発売した下着メーカーに問い合わせが相次ぎ、抵抗感を薄めるため、「パンドルショーツ」という名前で売り出す会社もある。締めつけない心地よさや、ファッションとしてのインパクトがインターネットでも話題になり、支持を広げているようだ。
腰の細いひもから、前掛けのように長細い布が垂れる。ワコールの子会社・ウンナナクール(京都市)の女性用ふんどしだ。おなかの前でひもを結んだら、後ろに垂れた布を前に持ってきて、おなかとひもの間を下からくぐらせて前に垂らす。男性用と同じはき方を解説したパンフレットもつけ、4日から売り出した。首の後ろでひもを結ぶブラジャーもあり、ビキニの水着のように見える。
上下ともフリーサイズで上は1890円、下は1260円。発売前から問い合わせが相次ぎ、発売から5日間で上下で計300枚以上が売れた。友人へのプレゼントに買う若い女性や、カップルで訪れて「楽なんじゃない」と勧める男性も。「ふんどしをずっと探していた」という主婦もいるという。
福岡市中央区の同社ソラリアプラザ店は、上下を着けたマネキンを店頭に飾った。派遣社員の女性(24)は「すごい。でも、いつ着るの? トイレに行く時は?」と戸惑い気味だ。寝る時に使っているという森山香織店長は「気持ちいいですよ。トイレの時は普通の下着と同じように下げれば大丈夫です」と応じる。
ウンナナクールは半年前から商品の開発を始めた。締めつけが少ないブラジャーを作りたいという思いから、ふんどしにも着目した。約280人の社員のほとんどが女性。「キワモノでは」「売れるのか」と会議で賛否両論が出たが、試着して心地よさに驚く人が多かったという。
小川直子販売部長は「スカートだと少し心もとなくて、最初の10分は恥じらいとの戦い。でも、一度体験すると考えが変わる。新しい下着の形としてとらえてほしい」と話している。
ネット上では、フランス語の「垂らす」という意味からパンドルショーツという名前の商品も登場。オーガニックコットンを使ったタイプやカイロを入れるポケットつきなど、デザインは様々だ。自分で作る方法を紹介したサイトも人気を集めている。(仲村和代)
オレはこのふんどしの記事を読んで、着衣のエロについて考えた。つまり、丸見えよりもチラリと見える方がHだし、かわいいデザインのパンティもまたHであるということである。そういう意味ではこの「ふんどし」というのは、女性にとって究極の勝負下着(勝負パンティ)となる可能性を秘めているとオレは思ったのである。男性にとって、はじめてベッドインすることになった女性を脱がしたときにふんどしを目にする時のインパクトは計り知れない。
しかし、だからといってこのふんどしを女性にプレゼントしたとして誰もが素直に受け入れてもらえるだろうか。世の中には必ずしも遊び心がわかる人間だけがいるのではない。そのプレゼントに対して「なにこれ?変態!」と拒絶し、挙げ句の果てにそんなものを送ってきた行為自体がセクハラであると怒り狂う人もいるかも知れないのである。相手によりけりである。
日本人が和服のファッションを捨てて洋服を着るようになった結果、ふんどしという下着も滅亡の危機を迎えた。しかし、その価値がこうして見直されるというのはよい傾向であるとオレは思うのである。その機会に日本の古き良きさまざまな文化が復権していくことをオレは願うのだ。その第一歩がこのふんどしならば、たかがふんどしと侮ってはならないのである。たとえ全裸であってもふんどし一本あれば公然わいせつ罪にはならないわけで、ちゃんとふんどしの意義はあるのだ。もしもそのスタイルを「わいせつ」と主張するなら大相撲も同じ程度の露出だから「わいせつ」ということになってしまうのである。それにしても、こんなくだらないことを記事にするとオレもなんだかふんどしが欲しくなったのである。明日、帰りにジャスコに寄って売り場のおねえちゃんに「すみません、ふんどしはどこにありますか?」と訊いてみよう。
ここで勘違いしてはいけないことは、ふんどしとは聖なるものであって性なるものではないのである。こんな行事もあるのだ。
ふんどし姿の男たち、真冬の川で豊穣・息災祈願…福岡
男たちが勢いよく水をかけ合う「寒みそぎ」が18日未明、福岡県前原市白糸の川付(かわつき)川で行われた。ふんどし姿の約80人が、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈願して身を清めた。
近くの熊野神社に400年以上前から伝わるとされる神事。境内に集まった男たちはおはらいを受けた後、午前0時すぎ、太鼓を合図に次々と川に入った。気温は0度、水温はマイナス0・3度。「オイサ、オイサ」と声を上げながら水をかけ合い、集まった住民らが白い息を吐きながら勇ましい姿に見入っていた。
この後、年男がといだ奉納米を炊き、円すい状に積み上げて傾き具合で来年の米の豊凶を占ったところ、ほとんど傾かず、「平年作」を示す結果だった。(2008年12月18日15時32分 読売新聞)
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