2008年09月07日(日) |
メモリーを増設しましょう |
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先日、知人の家に訪問した際、リビングに富士通のデスクトップパソコンがあった。テレビもそのパソコンの液晶モニターから見ているという。確かに他にテレビはない。「起動してからテレビが映るまでに5分くらいかかる!」と言われて、オレはなんとかそのパソコンをまともに使えるようにいじることにした。OSはXPで、CPUは:CeleronD(325) 2.53GHz である。メモリは256MBしか積んでいない。それにしても動作が重い。ほとんど常に固まってるような状態である。CTRLとALTとDELの3つのKEYを同時に押してタスクマネージャーを起動してパフォーマンスを確認したところ、PF使用量が搭載しているメモリの量を上回ってるような状況である。これでは動かないのも道理だ。オレはクルマに256MBのデスクトップ用のメモリを中古で売却する目的で積んでいたことを思い出し、増設用にそのメモリを使うことにした。
手持ちの2本のメモリをその富士通のマシンのメモリ用スロットに挿してみたところ、一つは認識されなかったが、一つはちゃんと認識してくれた。それでとりあえず256+256=512MBで使うことにした。
次にオレがしたことは、スタート→ファイル名を指定して実行とクリックして、開いた窓にmsconfigと入れて、システム構成ユーティリティーを起動させた。そこでスタートアップのところを確認し、左側のチェックボックスの中のチェックをどんどん外して常駐アプリを解除しまくった。これでかなり軽くなるはずである。
最後にデスクトップ画面に戻ってからマイコンピューターを右クリックしてシステムのプロパティを開き、その詳細設定のパフォーマンスのところでいろんな画面の効果なんかを全部解除して「パフォーマンス優先」にした。重い壁紙を外した。HDDに余分な場所を占めている使わないアプリケーションをいくつか削除し、スタートメニューをクラシックスタイルにした。そうして再起動したところなんと、劇的な速さで起動したのである。知人も「すごいですね!」と驚いていたのである。PF使用量は120MBほどまでに減少した。これならもう操作中に固まることもないだろう。ワードやエクセルを起動終了してみたがサクサクと動く。テレビもちゃんと映るし、画面の切り替わりもスムーズである。無事に大手術は終わったのである。延命治療の完了だ。これであと2〜3年は買い替えなくてもいいだろう。
さて、今回のパソコンの性能向上だが、常駐アプリを外したことの効果も確かにあるが何よりも大きかったのはメモリーの増設である。あなたの手元に「最近重くなったなあ」と感じる古いパソコン(でもまだまだ現役)というのがあれば、一度試してみることをお勧めする。オレがこうして勧める最大の理由はやはりメモリーが安くなったと言うことに尽きるのである。(クリックすればそれぞれのメモリの説明画面になります。)
みたいな上海問屋セレクトシリーズの場合、ノート用の512MBのDDRメモリは1999円、DDR2なら1GBが1999円だし、デスクトップ用の DDR2 PC2 6400 1GB が1800円ほどである。マザーボードによっては認識しない場合もあるので注意が必要だが、2GBのメモリも4000円以下で買えてしまうのである。どっひゃーである。このメモリ増設をたとえば新規購入時のオプションとして追加してしまった場合、一緒に買えば安くなるのではなくてとんでもないぼったくりのものを抱き合わせて売りつけられてしまう可能性があるから気を付けないといけない。そんなものは後から上海問屋の激安品を買って付ければ半額くらいのコストでメモリ増設完了なのである。増設してしまえばもう後は快適な動作を楽しむばかりである。今新しくノートパソコンを買うなら、標準でついてるメモリなんか外してしまって、2GB×2=4GBくらいを贅沢に搭載するという選択も十分に有りだろう。
とにかく、わずか2000円や4000円の出費で、買い替えようと思っていたくらいの動作の重さが劇的に解消するのである。数年前のパソコンの中には、XPなのにメモリーが256MBしかないというスペックのものがたくさんある。そこに512MBを増設してやるだけで性能は一気に向上して、生まれ変わったようにパソコンは復活するのである。そのパソコンに搭載できるメモリーの上限がどれだけかということは、メーカーのWEBサイトにアクセスすれば確かめることができる。(購入時のマニュアルが手元に有れば書いてあるはず。)ここまで安ければ容量の少ない古いメモリーを捨てて、新しくて容量の大きなものに総替えするという選択肢もあるわけだ。
メモリやHDDの価格破壊は日本橋に偵察に行くたびに進行していることを感じる。もっとも地方に住んでいる方はそんなところまで足を伸ばせないわけだが、そのために通販を活用すればいいのである。イオシスで3万円くらいの中古マシンを買って、そいつに上海問屋の激安メモリを組み合わせればいいのである。たとえば今イオシスでは2万4999円でセレロン2GのCPUを搭載したノートパソコンが売られている。こんな外観である。
これに1999円で売られているDDR512MBのメモリを搭載して合計768MBにすれば、XPで動かすのに十分である。ネットにつなぐ専用パソコンにしてもいいし、メインマシン故障の時の保険として一台所有するというのもいいじゃないか。もしも家の中で無線LANでネット接続するのなら、今はイオシスで1000円以下で無線LANカードが買える。上記のパソコンを買うときに一緒に注文すればいい。ふだんの使用には全く問題ないはずである。イオシスの中古品は「本当にこれ中古?」と驚くくらいに品物がいい。オレの同僚もご近所さんにも購入者はいるが、ノントラブルでみんな喜んでいる。中古品なのにバッテリがしっかりと元気だったことには感動したぜ。まるで新品未使用品である。きっと倉庫で眠っていたような商品なんだろう。イオシスの店に並んでる品物よりも通販の品物の方が良品であることにオレはこの会社の良心を感じて嬉しくなるのである。オレは個人的にもイオシスを応援しているぜ。
その昔、まだNECのPC9801シリーズが全盛だった頃、メモリはものすごく高価なものだった。今これだけ値下がりするとついつい贅沢に載せたくなるのだが、おそらく数年後にはもっと劇的に値下がりしてるのだろう。
激安メモリのことに関してはこちらにも書いています。
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