2008年06月24日(火) |
世界最大の太陽光発電所建設へ! |
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もしもサハラ砂漠の広大な土地すべてに太陽電池を敷き詰めることができれば、世界が必要とする電力のうちのどの程度がまかなえるのだろうか。太陽光発電を売り物にする企業はまずそういう可能性について冗談でもいいから語って欲しいものである。そんなヨタ話をオレのようなブログ書きにまかせると、とんでもないものが作られてしまうぜ。さて、太陽電池のメーカーといえば国内ではやはりシャープである。そのシャープと関西電力がそれぞれ堺に世界最大級の太陽光発電所を建設することになったのである。
堺市に世界最大級の太陽光発電所、関電とシャープが建設へ
関西電力とシャープは23日、堺市の臨海部に共同で大規模な太陽光発電施設を建設すると発表した。
関西電力が手がける太陽光発電所と、両社が共同で運営する太陽光発電施設の2施設を設ける。発電能力は計約2・8万キロ・ワットにのぼり、太陽光発電では世界最大級の規模になるという。
関西電力の太陽光発電所(発電能力約1万キロ・ワット)は、大阪府から借りた約20ヘクタールの土地に太陽光パネルを敷き詰める。事業費は約50億円で、2009年度に着工、11年度に操業する予定だ。
太陽光発電を家庭や工場向けの電源として活用するのは国内電力会社では初めてとなる。
一方、共同発電施設(約1・8万キロ・ワット)は、シャープが建設している国内最大の液晶テレビ用パネル工場の敷地内に建設する。同工場が必要とする電力を賄う。パネル工場のほか、太陽電池工場や取引企業の工場の屋根にそれぞれパネルを備え付ける。
運転開始は11年3月の予定だ。(2008年6月23日20時41分 読売新聞)
発電力は二つ合わせても2.8万キロ・ワットしかない。100万キロワット級の原発から見ればあまりに小さな数字である。関西電力の方は事業費が50億円とあったのである。さて、たった50億円でできてしまう関西電力の太陽光発電所は、とりあえず「CO2」排出削減がんばっていますというただのアリバイ作りにしか思えない。こんな程度の発電なんて屁のツッパリにもならない。どうせなら100万キロワット級の太陽光発電所を作ってみたらどうなんだ。事業費がそのまま比例するならば、5000億円出せば100万キロワットという大規模な太陽光発電所が建設できるということじゃないか。巨大なバッテリを地下に埋設して、昼間発電した電力を夜にも送電できるようにしたらいいのじゃないか。
原発を一基作るのにかかる費用は5000億〜1兆円と言われる。費用の中には地元への対策費も含まれるのだ。そこまで手間暇かけて原発に固執しなくても、太陽光発電所を作ってしまえばいいじゃないかとオレは思うのである。それこそ世界最大級の太陽光発電所である。太陽光発電所は温排水も出さないし、もちろんC02も出さない。原子力発電と違って都会のど真ん中に建設可能である。それをもっと作りまくればいいじゃないかと素人目には思ってしまうのである。鳥取砂丘など好適地は他にもあるはずだ。(しかし砂丘は砂に覆われるからだめか?)
いっそのこと、自動車の屋根も全面太陽電池にして、走りながら充電可能にすればいいじゃないか。お天気のいい日には給油や充電なし100キロ走れるレベルまで早く到達して欲しいものである。ついでにモビルスーツみたいに背中に太陽電池を埋め込んだ上着も洋服の青山とかから出て欲しいぜ。それでモバイルできるなんてなかなか面白いじゃないか。
さて、シャープは最近とても元気がいい。阿部野橋に建設中の高層ビルの中にはシャープの本社機能が引っ越してくるのだという。この太陽光発電所も完成すれば必ず見に行きたいのである。大阪南港にある関西電力のLPG発電所は確か見学可能だったはずだ。この太陽光発電所も一般人見学可能なのだろうか。公開してくれるのならそれも楽しみである。
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