2008年05月07日(水) |
ふざけるなブッシュ! |
携帯用URL
| |
|
ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。江草も参加している第6回『NetForexダービー』賞品総額100万円にあなたもエントリーして豪華賞品にチャレンジしましょう。外国為替の仮想取引ゲームです。江草も健闘中です。参加すれば江草の順位を確認できますよ。
なぜイラク戦争が起きたのか。それは原油取引をドル建てではなくユーロ建てにしようとしたフセインに対して、ドルの支配力の低下を恐れることと、イラクの石油利権を独占することを狙ってブッシュが仕掛けた陰謀である。同様に原油取引をユーロ建てや円建てにしようとしているイランに対しても、アメリカがさまざまな圧力を掛けているわけで、ブッシュの私利私欲のための戦争で多くの人が犠牲になっている馬鹿馬鹿しさに対してもっと世界の人々は気づくべきだろう。いや、ヨーロッパの多くの人はもう気づいているだろう。未だに盲目的に米外交に追従してるのは日本くらいだろう。
なぜ穀物価格が高騰したか。それは穀物価格の上昇が、世界最大の輸出国であるアメリカの国益に叶ってるからである。高騰させるためには先物価格を上昇させればいい。じゃあどうやって先物価格が上昇する理由を作るか。それがバイオエタノールである。食糧用ではなく燃料用に高く売れることで穀物価格は上昇し、結果的にそれはアメリカの国益につながったのだ。アフリカの多くの国々は西欧の植民地化によって自分たちが食べていくための農業を奪われ、商品作物の生産に特化した農業構造を持つ。それらの貧しい穀物輸入国にとって、今の穀物価格の高騰はまさに死活問題である。ブッシュの利権のために多くの貧しい民の生存権さえ脅かされているのだ。もっとも自分の仕掛けた戦争で何万人死のうと平気なあの馬鹿野郎にとって、アフリカで何万人餓死しようと知ったことではないのだろう。もしもノーベル平和賞の逆の賞、つまりノーベル悪徳賞なんてものが制定されるなら迷わずオレはあの男を推薦するぜ。
そんなクソ野郎が、こともあろうに穀物価格の責任をインドに転嫁するこんな発言をしている。ふざけるにもほどがあるぜ。
米大統領「食糧高騰はインドの所得向上が一因」、印は猛反発
【ニューデリー=永田和男】世界的な食糧価格高騰を巡り、ブッシュ米大統領が「インドの生活水準向上で食糧需要が増えたのが一因」と発言、インド政府、与野党が猛反発している。
ブッシュ大統領は2日の国内遊説で、「今やインドの中産階級は3億5000万人で全米人口より多い。豊かになれば、より良い栄養や食べ物が欲しくなり、需要と価格をつり上げる」と語った。
食糧価格高騰は、気候変動や原油高のほか、米国などが進めるトウモロコシなどを使ったバイオ燃料増産も原因に挙げられており、新興国の需要を強調した大統領発言にはインド側が敏感に反応した。
アントニー印国防相は4日、「ひどい冗談だ。穀物不足の原因は米国の政策にもある」と、米国のバイオ燃料増産などを念頭に反論した。(2008年5月6日09時57分 読売新聞)
インド国防相は「ひどい冗談だ」と語ってるが、冗談では済まされない。自分のせいで起こったことに対してこのような発言を平気でできるようなクソが、よりによってアメリカの大統領なのである。それが世界の不幸を引き起こしてるのだ。
アメリカ人が牛肉を食うことをやめて全員ベジタリアンになれば、どれだけ世界の穀物需要が減るだろうか。インド人は全員思ってるだろう。「牛肉を食うなんてなんて野蛮な連中だ!」と。豊かでもないくせに肉ばかり食って、そのゼニをサブプライムローンで借金して、挙げ句の果てに世界にそのツケを回して踏み倒してるアメリカの連中がどれだけ世界に迷惑を掛けてるのか、ブッシュよ、おまえはわかってるのかこの馬鹿野郎。
こんなクソ野郎が大統領であることはオレには悪い冗談としか思えない。なんでアメリカの国民はこんなクソを大統領に選んだんだ。どうしてこの馬鹿にこんな長期政権を与えたんだ。おかげで世界の人々がどれだけ迷惑しているのかわかってるのか。ふざけるにもほどがあるぜ。
世界平和にとってもっとも脅威なのは中国でも北朝鮮でもない。無差別テロを行う連中でもない。てきとうな理由をでっち上げて戦争を仕掛けるならず者国家、アメリカこそが世界平和にとって最大の脅威なのである。そんな国の基地が存在すること、そんな連中と軍事同盟を結んでることに対して日本国民は怒りの声を上げるべきだ。オレはアメリカがイラクに戦争を仕掛けた時が、日米安保を廃棄する最大のチャンスだったと今でも思っている。あのとき、外務省の中から「この戦争は間違ってる」とコイズミに訴えた天木直人氏は退職を余儀なくされた。もしも日本が「どうしてもこの侵略戦争を行うのなら、日本は同盟関係を維持できない!」と主張すればもしかしたら戦争を阻止できたかも知れないのだ。そして、日本のその働きで戦争を阻止できていたならば、日本の持つ平和憲法はさらに世界で評価されていたはずだ。もっともアメリカの属国となって、基地を日本に設置し、戦争の後方支援を続けてる時点でどう考えても憲法違反なんだが。
オレはこの日記を通じて反戦平和を訴える。自分の愛する祖国がブッシュみたいなクソ野郎の属国にされてることに対してオレは耐え難い屈辱を感じている。なぜくだらない軍事同盟を廃棄して、独自の外交政策を展開しないのか。
アメリカの手先にならず、中国の拡大路線にも反対し、大国にその生殺与奪を握られている多くの国々と連携しつつ真の平和国家を目指すことこそが日本の目指す方向ではないのか。そんな雄大な志を持つ政治家が今の日本に果たして存在するのか。くだらない道路利権獲得のために政争を続け、大局的な立場から何一つ発言できない今の政治家どもに対してオレは深く絶望するのである。なんでこんな連中しかいないのかと。
←1位を目指しています! m(_ _)m