江草 乗の言いたい放題
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2008年03月23日(日) チベット独立を支援しよう!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 福田総理をはじめとする腰抜けの日本の政治家どもは中国のチベット弾圧に対して何も発言しない。おまえたちは正義という言葉の意味を知ってるのか。中国がチベットに軍隊を侵攻させてどれほど多くの血が流れたかを知っているのか。そのチベットが北京五輪というイベントを利用して、世界に向けて中国政府の暴虐ぶりを平和的な手段でアピールしようとしたのに、一方的にそのデモ行進に向けて発砲し、多くのチベット人を虐殺し、彼らに「無差別テロを行う暴徒」というレッテルを貼って自分たちの虐殺を正当化しようとしていることを我々日本人はどう受け止めるのか。

 今こそ、インターネットを通じて我々は世界の人々と連帯しないといけない。そのためにはまずサイトのどこかにチベットの国旗を掲げよう。これがチベットの国旗だ。この国旗と「私はチベット独立を支持します」というメッセージをさりげなく入れてみようじゃないか。




 チベットにはちゃんとこうして国旗もあれば国歌もある。遙か昔から独立国家だったのに中国によって侵略され、一方的に占領支配されたのである。我々はその事実をまず正しく理解しないといけない。そして中国政府が1950年代に行った侵略や虐殺の事実をあますことなく明らかにすることを求めるものである。寺院を破壊し、多数の僧侶を殺した事実をなぜ中国は隠すのか。

 朝鮮戦争の混乱の直後でアメリカが軍事行動を起こしにくいのを狙って中国がチベットに侵攻したとき、アメリカはソ連と冷戦状態だったために中国を刺激したくなかったのか放置していた。世界のどの国もチベットを救わなかったのだ。世界の無作為の結果、チベット人に対する理不尽な大量虐殺は行われてしまったのである。これは過去の歴史が犯した大きな過ちでもある。

 5月には中国の胡錦涛国家主席が来日するそうだ。そのとき空港ではチベット国旗の小旗を振って出迎えようではないか。胡錦涛氏を乗せたクルマが通過する沿道でもチベット国旗をみんなが手にして迎えようではないか。「我々はチベット独立を支援する」という意志を、この際腰抜け日本政府は無視しておいて、一人一人の日本国民が持ってると言うことを示すことが大事なのだ。もしも政権交代が起きて、政治家がそっくり入れ替わったらたちまち日本はチベット支援国家の一つとして中国政府と対決しますよということを明確に示すべきだ。

 アメリカみたいにゼニだけで動く国家はもうあてにしてはいけない。あの国にあるのは「どこと戦争をすると儲かるか」という銭勘定だけである。そんなクソ国家が世界の盟主として君臨できるわけがない。いずれドルの価値も紙くずとなるだろうし、サブプライム問題で世界に迷惑をかけた責任を取らせてあの国はさっさと退場させるべきだ。アメリカの凋落を決定づけるために日本にあるすべての米軍基地を撤去し、その一方で中国に対して堂々と過去のチベット侵略を抗議することで国家としての威信を示すべきである。「我が国はいかなる他国とも軍事同盟を結ばない」「我が国は軍事力を外交の駆け引きに使おうとする(おまえのところみたいな)外道国家を激しく軽蔑する」ということを国是にして、中国・韓国以外のアジア・アフリカの諸国や、北欧、東欧の諸国と連帯すべきだろう。

 日本の政治家はカスしかいないが、日本の国民はまともだということを今こそ世界に向けてアピールするべきである。新生チベットを誕生させ、ダライ・ラマ14世の帰国を実現してチベットの完全な自治をチベット人の手に取り戻させる支援を日本が中心になって行うのだ。そして暴力的な方法によって漢民族がチベット人から奪い取ったすべての資産を没収して、元の持ち主に返還させないといけないのだ。

 かつて日本はチベットから大きな恩を受けた。太平洋戦争の直前、経済封鎖されていた日本に対してチベットは大量の羊毛を送ってきたという。その理由は「同じ仏教国が苦しい思いをしているから」だったとか。戦争突入した後もチベットは一貫して中立を守り、日本との国交は変わらず続いたのである。だから中国やイギリス、アメリカに対してチベットは協力しなかった。重慶に物資を運ぶ援蒋ルートを連合軍がヒマラヤ越えで開こうとした時、ダライ・ラマ13世はきっぱりと断ったという。アメリカの要求を突っぱねたのだ。そのに対して、サムライの国である日本はどんなを示せるのか。

 中国はチベットの問題を内政問題だと主張し、各国の反応を内政干渉だとらえている。では改めて問いたい。国民に対して平気で銃を向け大量に射殺するその「内政」が果たして正しいのか。人道的な立場からその暴力を阻止することはまぎれもなく正義の行動だとオレは受け止めている。一方的に侵略して支配した土地を自国の領土と主張し、そこで起きる独立運動を「内政問題」として弾圧している国家を我々は放置するのか。そこで起きている悲劇に対して目をつぶるのか。

チベット問題は断じて「中国の内政問題」にしてはならないのだ。我々は武力によるいかなる領土拡張も認めないという立場を貫かないといけない。北方領土の返還を求めることも同じ論理で語られるべきである。8月15日の終戦の日を過ぎてから千島列島や樺太の日本人居留民に対してソ連軍によって行われた一方的な虐殺の結果、引き揚げ船が沈められ北方領土は占領された。この事実を世界に訴えるのに今回のチベット動乱は大きなきっかけとなる。

 中国にチベット独立を認めさせるために、いっそ琉球を独立させてやればどうか。それは中国に対して大きなアピールとなるだろう。100年間以上支配していてもちゃんとこうして歴史の過ちを我々は認めるんだと世界にアピールできるじゃないか。別に琉球が独立したって誰かが困るということもないだろう。通貨は共通のままでもいいし、沖縄だけに通用する地域通貨を作ってもいい。琉球政府が関税を低く設定すれば、買い物客が沖縄に詰めかけて活況を呈するだろうし、観光立国というのも悪くない。基地なんかに依存するよりもよほどいいだろう。

 外交上の微妙な問題に対して、失言を恐れて何も言えない腰抜け政治家はもういらない。我々が求めるのは正義感と強い意志を持って日本の進路を正しく導いてくれる勇気あるリーダーである。

参考資料
隠蔽されたチベットの真実
中国はいかにチベットを侵略したか
囚われのチベットの少女
ダライ・ラマ その知られざる真実
セブン・イヤーズ・イン・チベット―チベットの7年 (角川文庫ソフィア)
チベット女戦士アデ
清帝国とチベット問題―多民族統合の成立と瓦解


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