2007年07月10日(火) |
おっさんよ、LG21を喰え! |
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オレは明治乳業のLG21というヨーグルトがけっこう気に入っている。ドリンクタイプもあってコンビニで時々買っている。これを食べるようになったきっかけは妻が十二指腸潰瘍で入院した後もときどき胃痛で胃薬を常用している私のために買ってくれたことにはじまるのだが、その後も時々自分で買って食べていた。そのLG21の効果がなんと医学的に立証されたのである。毎日新聞に次のような記事があった。
ヘルシーリポート:こわ〜いピロリ菌 50歳以上で7割感染、胃がんのリスク高く
日本はいまだに先進国の中では胃がんの死亡率が高い。塩分の取り過ぎや喫煙なども原因だが、もうひとつ挙げられるのが胃にすみ着いているピロリ菌だ。50歳以上では7割近くの人がピロリ菌に感染している。ピロリ菌の感染者は、感染していない人に比べ、胃がんになるリスクは約5倍も高い。ピロリ菌を取り除く自衛策はあるのだろうか。【小島正美】
〜 中略 〜
◆乳酸菌ヨーグルト×抗生物質など薬剤 併用で除菌効果
そんな場合に利用しやすいのがプロバイオティクスだ。プロバイオティクスは腸内の善玉菌を増やすなど細菌バランスを整える乳酸菌などの微生物を指す。
◇LG21乳酸菌
プロバイオティクスのひとつにLG21乳酸菌がある。ピロリ菌に詳しい古賀泰裕・東海大学医学部教授(感染症学)らがピロリ菌に感染した成人を対象に、LG21乳酸菌入りヨーグルトを1日2個、8週間食べ続けてもらったところ、9割近くの人でピロリ菌が10分の1程度に減り、なかには100分の1に減るケースもあった。
LG21乳酸菌はピロリ菌を粘膜から引きはがす働きがあるという。ヨーグルトを食べるだけではピロリ菌がゼロになることはないが、胃がんのリスクを引き下げる働きが期待できる。毎日新聞 2007年7月9日 東京朝刊
LG21ヨーグルトを一日2個、8週間ということは2×7×8=112個だ。一個126円で買えるから金額にすると14112円ということになる。これは病院でピロリ菌除菌のための治療を受ける金額といい勝負なのではないだろうか。しかもLG21はおいしいのである。だったら迷わず世の胃ガンを怖れるおっさんたちはLG21を喰えと言うことになる。それだけで胃ガンリスクを押さえられるのなら迷わず買いである。
その記事を読んでオレはもう一つ投資家らしいことを考えた。それはLG21を販売している明治乳業の株価である。実は数年前にオレはやはり明治乳業の「おいしい牛乳」と新発売の「LG21」が人気を呼んでいたときに株価が低迷していたことに気がつき、大量に明治乳業株を買って大儲けしたことがあった。それでさっそく明治乳業の株価をチェックしてみた。すると7月6日に安値742円をつけて年初来安値を更新していたのである。
◇<東証>明乳が年初来安値――円安で収益悪化懸念、外国人売り
(12時45分、コード2261)反落。前場に一時、前日比32円(4.0%)安の764円まで下げた。5月25日以来約1カ月ぶりに年初来安値を更新した。後場も軟調。円相場が対ドル、対ユーロで下値模索を続けているため、チーズなど輸入商材のコスト増による収益悪化を懸念した売りが出ているようだ。「外国人投資家からまとまった売りが出た」(準大手証券)との声も聞かれた。〔NQN〕
この記事によるとそこまで下がった理由として、ユーロ高のせいで輸入商材のコスト増が発生して収益悪化を懸念されての売られたとなっていた。そして今日の終値は768円(+22)となっていた。もしかしたらピロリ菌除去のことについて触れられたこの新聞記事がなんらかの買い材料にされていたのかも知れないのである。少なくともここからさらに売り込まれる理由はない。悪材料が出尽くしたとして反発の可能性が高く、そうなると今度は胃ガンになるリスクを軽減という部分が注目されて、LG21が爆発的に売れ出すという展開が予想される。LG21ファンのオレとしてはドリンクタイプ、ヨーグルトタイプ以外に夏向けにLG21アイスなんかも出してくれたら面白いのになあと思ったのである。しかし−20度に冷凍されてしまったら乳酸菌は死滅するのかも知れないなあ。
とりあえず明治乳業を監視銘柄に入れて毎日夜にチェックすることにして、動意付けば一気に買えるようにと偵察を怠らないようにしようと思ったのである。さて、オレの予想通りここから株価は動くのだろうか?
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