2007年05月25日(金) |
こんにゃくゼリーは殺人食品である! |
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日記読者の皆様へ紹介します。日記は殺伐とした内容が続きますけど→もれなくディズニーペアチケットがもらえるという楽しいキャンペーンも紹介しておきます。6/30までです。
オレはこの日記で過去に餅の危険性を訴えてきた。(→2007年01月03日(水) 殺人食品、餅はなぜ野放しなのか?)その呼びかけも空しく餅は今も販売され続けているし、コンビニやスーパーで手軽に購入できる。あんな危険な食品が野放しになって堂々と売られていることに対してオレは怒りを禁じ得ない。なぜいつまでも放置しているのか。その餅同様に多くの人を窒息死させている危険な食品、こんにゃくゼリーもまた野放しになっているのである。なぜこんな危険なものが規制されずに放置されているのか。
オレはこんにゃくゼリーが好きだ。あのぷるぷるとした弾力はたまらない。口の中に入れてそのぷよぷよしたのを味わってから咀嚼する。この咀嚼するのが大切な過程なのである。きちっと歯でかみ切ってこなごなにしないと危険だからである。大きなカタマリのままでこんにゃくゼリーを飲み込むと、のどにつかえて窒息死の危険がある。今年の3月から4月にかけて、7歳の男児がのどにこんにゃくゼリーを詰まらせて死亡するという痛ましい事故が実際に起きているわけである。国民生活センターでは「小さな子どもや高齢者には食べさせないで」と呼びかけているらしい。
しかし、食品をちゃんと噛まずに飲み込むことは危険なことではないのか。たとえば飴玉を舐めずにそのままごっくんと飲み込もうとすることはかなり危険である。うっかり気道に入ってしまえばたちまち生命の危険につながる。大人はそんな危険な失敗はしないのだが、高齢者や幼児はそういうわけにもいかない。
こんにゃくゼリーの袋には「のどに詰まった時は背中をたたいて下さい」という注意書きがあるらしい。しかし、背中を叩いたくらいでは詰まったものがとれない場合もある。そんなときは掃除機で吸えばどうかとオレは思うのだがそれも危険だろうか?一般家庭にあるもので考えるとそれくらいしか思いつかないのである。
欧州連合(EU)では2003年からミニカップゼリーを含むゼリー菓子へのこんにゃく使用が禁止されているらしい。米食品医薬品局も窒息被害の恐れがあることを消費者向けに警告しているという。しかし、食べ物というのは間違った食べ方をすればどんなものでも危険が発生するのではないか。危険であることをしっかり明示すればそれでOKじゃないかとオレは思ってしまうのである。高齢者が餅をのどにつまらせるのは歯が悪いためにちゃんと咀嚼せずに丸飲みするからだという。だったらちゃんと咀嚼しないという点で自己責任ではないのか。死亡事故が起きても餅に罪はなくて食べた側の責任であるとするならばこんにゃくゼリーも同様である。
ただ、これだけ事故が起きてる以上、しっかりと警告する必要がある。袋の目立つ場所に「のどに詰まらせると窒息死する場合もあります」と商品の名称よりも大きく記しておけば、食べる前に十分な警告になるだろう。親は子どもに食わせる前に「ちゃんとかみ砕いて食べなさい!」と注意を与えることも忘れてはならない。老人がのどに詰まらせて死ぬ分に関してはオレは別の可能性を考えている。つまり事故ではなくて殺人の可能性だ。介護に疲れた家族が事故に見せかけて老人を殺すために、大量のこんにゃくゼリーを食べさせるという方法である。少なくとも事故に関して報道されている以上、それを積極的に利用するヤツが出てきてもおかしくはない。
子どもや老人にはこんにゃく入りではないゼリーを与えよう。それしか危険回避の方法はない。いっそ法律で禁止すればいいのだ。袋には「12歳から60歳までしか食べてはいけません。それ以外の人が食べて死んでも自己責任です。」と目立つところに記載することを義務づけ、袋には赤字で「窒息危険」と明示させればいいのである。それでもオレみたいに買う勇者もきっといるはずだ。それは勝手に食わせればいいのである。
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