2007年05月11日(金) |
中国では銀行ATMからニセ札が出ます |
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中国では銀行のATMからニセ札が出てくることもあるらしい。信じられない話だがあの無法国家のことである。検証する価値はあると思って試しに検索してみると、サーチナ・中国情報局http://searchina.ne.jp/のこんな記事を発見した。これは昨年夏の記事である。
上海で偽札相次ぐ、年金受け取った老夫婦も被害 2006/07/26(水) 12:40:55更新
26日付の新聞晨報は上海市で偽札の発見が相次いでいることを伝えた。中にはATMから引き出した現金に偽札が含まれていたというケースもあるという。
新聞晨報によると、7月5日に上海市の上中路にあるATMから3000元を引き出した男性が、14日になって偽札7枚を発見した。記番号が「YH13500811」3枚、「YH13500812」2枚、「YH1350083」2枚というように重複していた。この男性はATMの管理者に問い合わせたが「機械に異常はなく、また前日である4日に監視カメラで撮影された映像を確認したが、変わったことはなかった」との回答だった。
また蘭村路にある銀行の窓口で受け取った現金からも偽札が見つかった。2カ月前に老夫婦が「退休工資」(日本の企業年金に近い制度)1800元を引き出し、窓口で受け取った。銀行の職員が偽札発見器にかけたところ警報機が作動したが、夫婦は機械の誤作動で偽札だとは思わなかった。しかしスーパーマーケットで使おうとしたところ偽札と判明した。
夫婦が最近になって銀行に問い合わせたところ、銀行は「ずいぶん時間が経過しており、監視カメラで撮影されたビデオが見つからないので調べようがない」と回答した。
このほか上海市に出張に来た男性が浦東新区の銀行で現金を引き出した。タクシーの支払い時に100元札を使おうとしたところ、すかしが不自然で偽札と判明した。銀行のフリーダイヤルに電話をしたところ、銀行側は「窓口を離れたあとのことだから、責任を負えない」と返答した。なお新聞晨報は25日付でも上海市のATMで下ろされた現金から、偽の100元札が7枚発見されたとのニュースを報道している。(編集担当:菅原大輔)
ATMからニセ札が出てきているのに銀行側は非を認めないのである。これでは銀行ではなくて預金泥棒である。そんなひどい商売がまかりとおってる国家はもはや近代国家とはいえない。そんな国はもちろん先進国とは呼べない。(もっともこの国が先進国であったのは唐の時代くらいまでだが)国際社会の仲間入りすることも恥ずかしいぜ。そんなところとまともな商取引できるのかね。そしてニセ札が取り締まれない国とどうやってビジネスが出来るんだ。受け取ったゼニがホンモノかどうかをその場で判別することができないじゃないか。
しかもこのニセ札国家では、あまりにもニセ札が多く出回ってるのでスーパーマーケットなどにニセ札検査機が設置してあるらしい。それほどにニセ札というのは中国の生活の中での日常なのだ。みんながそこで手持ちのゼニをチェックしてる姿を想像すると怖ろしい。日本のような法治国家では考えられないことである。中国はさしずめ放置国家と呼ぶべきだろう。
そんな中国のニセ札に関するニュースがまた飛び込んだ。今度は給料がニセ札で支給されたというクソみたいな事件だ。再度サーチナ・中国情報局http://searchina.ne.jp/の記事を引用したい。
給料袋の中身は「偽札」、怒る作業員を工場が解雇 2007/05/10(木) 19:03:37更新
広東省仏山市の順徳区にある染物工場で9日、作業員約20人に支給された4月分の給料が偽札だったことが判明した。作業員が会社側に抗議したところ、逆に解雇処分となった。10日付で広州日報が伝えた。
事件が発覚したのは作業員2人が紙幣が偽物ではないかと気づいたため。近くのスーパーマーケットにある検査機でチェックしたところ、偽札と判明した。
2人が仲間に伝えたところ約20人が偽札を支給されていたことが分かった。作業員らの抗議に会社側は「銀行のミスだ。本当の紙幣と交換するかどうかは銀行と交渉して決める」と回答、作業員に現場に戻るよう命じた。怒った作業員は就業を拒否したが、会社側は「職務放棄」を口実に解雇を言い渡した。
近所で工場を営む男性が騒ぎの一部始終を目撃し、警察に通報した。この男性によると、同工場で偽札が作業員に支給されたのは今回が初めてではないという。同工場は広州日報の取材に対して「我々も被害者だ」と釈明した。(編集担当・菅原大輔)
「我々も被害者だ」などと言い訳する辺り、さすが中国だという感じだ。この国の民度の低さは国家も個人も全く責任を認めないと言うこと、平気でウソがつけるということである。もはやこの無法国家には信義などと言う価値観は存在しないのかも知れない。孔子は兵・食・信の3つの価値の中で国家にとって何が一番大切なと弟子の子貢から質問され、「信」と答えたと論語の中にある。「無信不立」(信無くんば立たず)信頼がなければ国家そのものが成り立たない。それは食糧よりも軍備よりもはるかに大切なのだと孔子は語ったのだ。しかし現代中国はどうか。強大な軍事力を備えて近隣諸国を侵略し、チベットでは数百万人を虐殺したじゃないか。食だって世界中から穀物を輸入して豊かになっている。中国に今存在しないのは「信」だけである。孔子の思想と全く逆転した状況が現代中国では生まれているのである。
ウソを平気で言える個人も困った存在だが、ウソを平気で言える国家ほど救いようのないものはない。そんな国が国家としての体を成してると言えるのだろうか。国家が平気でウソをつき、ディズニーキャラをぱくったクソ動物園も報道されればすぐに何事もなかったようにペンキで絵を塗りつぶしてキャラを撤去する。そうして何事もなかったかのように振る舞おうとする。チベット虐殺だって永久に認めることはないだろう。だって彼らにはウソをついてるという意識がない。彼らにとっての真実とは、自分たちに都合の良いシナリオに書き換えられた物語でしかないからだ。信義なんて価値観は最初からその国民性の中には存在しないのかも知れない。そう思いたくなるほどひどい状況が今起きているのである。
オレは日本企業がこんなところに進出するのは反対だ。現地生産なんかしなくても日本で作った高級品を中国に売ってやればいいじゃないか。中国でビジネスをしてもルールは彼らに都合良く恣意的に変えられるし、裁判や法律は常に中国人の味方でしかない。そんな国でまともなビジネスが出来るわけがないじゃないか。まともなビジネスが出来ない国にオリンピックなどできるわけがない。そういう理由でオレは再度北京オリンピックの中止(ボイコット)を訴える。何、今から場所を探せないって? そのときは日本でやればいいだろう。会場はいくらでも用意できるぜ。
←6位復帰です・・・m(_ _)m