2007年02月17日(土) |
花粉が飛ぶには早すぎる! |
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もう一つの日記、江草乗の個人日記の方も別の登録番号でブログランキングに登録いたしました。そちらの読者はこっちに暴言コラムの1/100くらいしかいないのですけど、江草乗の日常について、家族について、恋愛について、気まぐれに更新しています。よろしければごらんになってください。日記のタイトル下に「江草乗の個人日記」というテキストリンクを作っています。
最近鼻の穴の中がかゆくて、小指を突っ込んで掻いてみたりしたのだがそれでもおさまらない。くしゃみもよく出る。これはもしかして「花粉症」という厄介な症状じゃないかと思いつつもまだ2月中旬じゃないかと思っていたが、こんな報道を読んでびっくりした。
紀南で飛散ピーク スギ花粉(和歌山)
2月14日17時2分配信 紀伊民報
紀南地方で、スギ花粉の飛散が本格化している。日本気象協会関西支社によると、紀南地方では6日から花粉の飛散が確認され、10日には飛散量が急増した。協会は2月いっぱいがピークとみており「晴れた日は花粉の飛散が非常に多くなるので、マスク着用など予防が大事」と注意を呼び掛けている。
協会によると、田辺市(坂口耳鼻咽喉科医院)と新宮市(川堀耳鼻咽喉科)の両観測地点で、ともに6日に1平方センチ当たり3個の花粉を確認。この「飛散開始」は例年よりも1週間ほど早く、協会は「暖冬の影響ではないか」とみている。
7、8日に確認された花粉は一けた台だったが、9日には40個台に増え、10日は田辺市で75・6個、新宮市で84・3個と急増。11、12日は田辺市で22・5個、13・3個と減ったが、協会は「県南部は最盛期に入った」と説明する。
協会は、スギ花粉の飛散は3月中旬ごろまでで、例年並みと予想。続いて発生するヒノキ花粉の飛散は、例年より少ないとみている。
田辺市内のドラッグストアでは、1月末ごろから花粉症対策の商品約30点を集めた売り場を設置している。同店によると、内服薬や点鼻薬、肌荒れしにくいティッシュペーパーなどが2月に入りよく売れているという。
隣県の和歌山でこうしてスギ花粉の飛散が報道されてるということは、ひときわ敏感なオレの鼻がすでに花粉に反応していたということも当然である。オレは改めて過去日記を検索してみた。これまでにも花粉症のことを日記で取り上げたことはあるが、それはたいてい3月に入ってからである。こんなに早くに花粉症の症状が出たことははじめてなのだ。それだけ今年は暖冬ということになる。そういえば職場でマスクをした方が目立っていたのだが、オレはその原因をインフルエンザの流行のせいだと思っていた。花粉症という可能性を全く考えてなかったのである。自分の鼻の穴がかゆいことも風邪のせいだと思っていて、花粉症の記事を見るまでは考えもしなかったのだ。「まだ2月だろ!」と思っていたからである。
マスクをしてしまうとしゃべれない。オレのような職業の場合、大声でしゃべれないと意味がないのでマスクをするわけにはいかない。しかしなんとかして花粉は食い止めたい。そこでオレが提案するのが、鼻に装着する花粉フィルターである。小さなキャップみたいな形状にして、鼻の穴に差し込むようなタイプの花粉除去フィルターはないのか。オレの調査不足ですでにそういう製品は販売されてるのかも知れないが、もしもそんなのがあればオレは迷わず買うだろう。落下防止のために粘着テープで鼻の横に貼って固定するような仕組みにしてもいいんじゃないかと思うのだ。
とりあえず花粉症対策のために、甜茶飴でも買って来ようかと思っている。それで少しは楽になるだろう。飲み薬はあまりにも眠気が増すのでクルマを運転するオレには向かない。これほど多くの人が花粉症に苦しみ、ドラッグストアには花粉症のコーナーが設置されているくらいなのに行政側が動いてくれないのは、まさか花粉症ごときで人が死ぬわけはないと安易に考えてるせいではないだろうか。花粉症は文明病である。至る所の地面がコンクリートやアスファルトで固められて、落ちる場所のない花粉がいつまでも空気中を漂うから起きるのである。都市計画をもっと見直して土の地面を増やし、緑地を増やしてくれれば今よりも状況は緩和されるはずだ。
ただ行政が花粉症対策でそんなことをしてくれる可能性は限りなく薄い。これからも都市近郊の緑は減る一方だろうし、温暖化で飛散時期も早まるだろう。そうなると対策というのはその時期だけ日本を脱出するか、究極の空調住宅を完成させてそこから2ヶ月間一歩も出ないで生活するかどちらかということになる。日本脱出が一番コスト的には安そうだ。花粉症の日本を逃れて優雅な海外生活もまたいいものである。早く極楽投資生活に入りたいものだぜ。
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