2006年12月16日(土) |
JT、何を血迷っているんだ馬鹿! |
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会社四季報CD-ROM 2007年 1集新春号
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たばこは習慣性が強いという点で麻薬の一種である。また副流煙で周囲の人にも健康被害を与えるために、できればこの地球上から撲滅したいものの一つである。そんなタバコを吸う成人男性が減ってきてるのは当然のことなのだが、売り上げが減ることで会社の利益が減ることを恐れる日本たばこ産業(JT)は、なんとかその動きを食い止めようと女性や未成年の喫煙者を増やそうとして必死なのである。
それだけではなく海外での売り上げも伸ばそうとして、外国のたばこ会社を買収したりしてるのである。オレから言わせれば馬鹿としか言いようがない。こんな健康破壊産業は、国策として売り上げが徐々に縮小されていくように仕向け、最後はタバコを吸う人が皆無になって会社が解散することをこそ目的にすべきである。
タバコの売り上げから国に入ってくる税金をあてにすることは、麻薬や覚せい剤の売り上げで外貨獲得してる北朝鮮とやってることが同じである。タバコ税に真の懲罰的意図を持たせるならば、税率を今の10倍くらいにして、タバコ一箱1000円くらいで販売すべきだ。その昔、アメリカで喫煙者たちが自分たちの健康被害に関して責任があるとタバコ会社を訴える馬鹿裁判を起こしたことがあった。日本ならこんな言いがかりで裁判に勝てるわけがないのだが、そこはアメリカである。なんとその馬鹿裁判で原告である喫煙者たちが勝利を収めてしまい、タバコ会社は天文学的な金額の賠償を払わされることになったのだ。
しかし、このような馬鹿裁判はおそらく世界中でこれから起こされるだろう。そして喫煙者側がタバコ会社に勝利するという馬鹿な結果も次々と出されるだろう。そんな物騒な世の中にあって、タバコを販売し続けるという行為がどれほどリスクの高い行為であるかわかってるのだろうか。
JTはタバコ事業から撤退しつつ、豊富な資金で別の方向性を見いだすべきなのである。エネサーブみたいにオンサイト発電事業が全くダメになってからあわてて撤退して、その結果の巨額の赤字と、契約違反で顧客に訴えられているようなヤバい会社じゃないのだ。まだ現時点では多くの喫煙者たちに支えられた優良会社なのである。
そのJTが、なんと世界第5位の英国たばこ大手であるギャラハー・グループを買収することで基本合意したと聞いてオレはびっくりした。買収総額は2兆円前後になるという。なんでそんな無鉄砲なことをするんだ。そんな高額な買収資金はどこからひねり出したんだ。しかも買収先のギャラハーの経営は必ずしも安定してるとは言えず、日本円にして5000億円近い巨額の有利子負債もあるわけだが、その負債ごと引き受けるのだという。JTの社長はなんて気前のいい馬鹿なんだ。それだけのゼニがあればタバコを栽培する農家にたんまり補償金を支払っていつでも廃業できるじゃないか。どうしてわざわざゼニをかけてまで危険を求めるんだ。オレには到底納得できないのである。
このギャラハー・グループというのは英国に本社を置く世界第5位のたばこメーカーで1857年が創業年である。イギリス、アイルランド、スウェーデン、オーストリアを中核市場とし、東欧やロシアへの販売も強化しつつある。2005年12月期の売上高は約82億ポンド(約1兆9000億円)、たばこ販売本数約1700億本。従業員数は約1万2000名の大企業なのである。ここを傘下に入れたJTの狙ってる市場はおそらく中国だろう。日本企業として中国に出て行って反日運動に遭遇することを思えば、ヨーロッパのどこかの国のタバコ会社を隠れ蓑にして販路を拡大するのがよい。そういうわけでJTは今回このギャラハー・グループを買収したのである。
JTが世界戦略としてタバコを売りまくれば、その結果として数十年後に深刻な健康被害が発生することは明らかである。そんな怖ろしい未来の予測ができる慧眼の持ち主が、残念ながらJTの幹部には誰もいなかったということなのだ。JTよ、おまえがタバコのどてっぱらに書いている「健康のために吸い過ぎに注意しましょう」という文字は、オレの目には「増収のためにじゃんじゃん吸いまくりましょう」にしか見えないんだぜ。
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