2006年06月05日(月) |
男なのに女子大生とはこれいかに? |
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オレは高校生の時、奈良女子大を受験するかどうか真剣に悩んだことがある。当時のオレは理科系の学部への進学を希望する受験生だったわけだが、国費で運営されている国立大学に女子大なるものが存在し、男子であるというだけの理由でそこに入学できないのは、憲法が定めた法の下の平等に反することであり、入学を希望する男子学生が居てもそれを拒む正当な事由は存在しないのではないかと思ったからである。
私立大学で女子大を設置するのはかまわない。だが、国立大が性別で入学を選別するようなことはあってはならない。オレは半分本気で、もしも受験が拒否されれば訴訟を起こして話題になれば面白いだろうなどとふざけたことを考えていた。別に奈良女子大に自分が教えを請いたいようなすばらしい教授がいたとかいう理由からではない。ただ単におかしなことを目立ちたかっただけである。
実際は京都大学を受験したわけだが、もしも奈良女子大を受けたいと主張していればどうなっただろうかと今でも思う。ところが時代はオレの想像のはるかに先を進んでいたのである。なんと女子大のままで男子学生の受け入れを決める大学が出現したのだ。
中京女子大は来年度入試から人文学部(児童学科、アジア学科、各定員60人)で男子の受け入れを決め、「(入学者は)女子でなければならない」と定めた学則を変更したのである。今後、健康科学部の栄養科学科でも受け入れ準備を進めているという。女子大のままで男子を受け入れるという前代未聞の出来事が発生するのである。つまり、男の女子大生が出現するということになるのだろうか。
ここで「女子大生」という言葉の定義を考えてみたい。オレはその言葉は「女子大に通う学生」という意味で使われていると思っていた。しかし、ウィキペディア(Wikipedia)をひいてみると、『女子大生(じょしだいせい、英 woman college student)とは、大学に在学する女子の学生のことである。女子大学生(じょしだいがくせい)ともいう。』とあった。どうやら勘違いしていたのはオレの方で、女子大に通うから必ずしも女子大生と呼ぶのではなく。男女共学の大学に通ってる女子学生も「女子大生」と呼ばれるみたいである。ということで、「男の女子大生」という矛盾した呼び名だけはどうやら避けられそうである。考えたら「女子高生」は「女子の高校生」であって、「女子校に通う女子高校生」の意味ではないからなあ。AVのタイトルとかが誤植なのか「女子校生」になってるの何か特別な意味があるのだろうか?AVのことは全く分からないので検証のしようがない。
それにしても、女子大のままのところを受験する男子というのはどういう人たちなんだろうか。学生が女ばっかりのところに進学すればきっとどんな男もモテまくりだろうとオレは薬学部や私大の文学部の男子をうらやましく思ったモノである。オレもいちおう文学部出身なんだが、京都大学は文学部でありながら男の方が多いという全く許せないひどい学習環境だったのである。(もっとも男の方が授業をサボる率が高いので、実際に講義に出ているのは女子の方が多かったが。)来春、この中京女子大学に何人の「男子女子大生」が誕生するのか楽しみである。なお、この中京女子大には硬式野球部が存在し、愛知大学野球連盟にも正式加盟しているらしい。男子学生はその助っ人として活躍したりして。
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