2005年12月22日(木) |
UFJのカードはやばいのか? |
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オレはUFJのキャッシュカードを持っている。旧三和銀行だ。たまたまオレの住む街の最寄り駅の便利なところに三和銀行があったから、そこに口座を開いただけでそれ以上でも以下でもない。とりあえず給与の自動振り込みやクレジットカードの引き落としに利用しているが、別に他に銀行でもかまわない。ただ、オレの立ち回る先にはUFJがどこにでもあり、通勤帰りにゼニを出したいと思ったらいつでも立ち寄れるから便利である。変なスヌーピーのカードを発行していたりすることはオレにとって全く評価の対象ではないのだが。
この銀行がどんな顧客サービスがあって、オレという客のわがままをどれほど聞いてくれて、株式投資の資金を5億くらい融資してくれる太っ腹なところがあるのかどうかわからないが、とりあえずは他に変える必要もないしそのまま口座を維持している。もしも日本中どこでも手数料なしで引き出せて、しかも預金の利息が年間5%くらいついて、その上行員がみんな美人ばかりという銀行があるなら迷わずそこに変えるのだが残念ながらそんなところはない。
そういうわけで消極的にUFJを選んでいるオレだが、そのままUFJを使っていていいのかという衝撃的な事件が先日発生した。それは、ATMのところに隠しカメラを仕掛けて暗証番号を盗撮していた事件である。なんと、オレの利用してるある支店のATMのところにも、カメラが仕掛けられていたのに気づかなかった不手際に対するおわびの文書が貼ってあったのである。もしかしてオレの情報もバレてるのか? 普通預金にかなりの金額を入れているオレにとって、誰かにキャッシュカードを偽造されて預金を引き出されるようなことがあれば一大事だ。この盗撮事件、犯人グループの一部が検挙されたが、首謀者とされる連中にまで捜査は至っていなかった。
そんなさなか、大胆にも犯人グループは偽造カードをコンビニで使ってきたのである。それも残高照会をするという余裕の態度でである。残高照会するくらいなら引き出せばいいのに、わざとそれをしないで「いつでも出せるんだぜ!」とアピールしてきたのだ。暗証番号を盗撮された可能性がある顧客は6000人に上る。今回使えるかどうかを確認し、自分たちの偽造技術について勝利を確信した彼らは、おそらく数千枚のカードを一気に使ってくるだろう。そうなると犯人を特定しての検挙はかなり困難である。
それにしてもどうしていつまでたっても4ケタの暗証番号なんて単純な方法にしがみついてるんだ。指紋認証や血管認証など他人が絶対にカードを使えない方法はすでに確立されている。しかも銀行は空前の利益を上げているのだ。なぜその利益を顧客の安全のために使わないのか。危険をそのまま放置するのなら、その分リスクヘッジとして利息も殖やしてくれ。年利率20%くらいにしてくれるのなら、多少の危険は甘受しようじゃないか。
今回検挙された連中は自分たちの元締めが誰なのか決して語ろうとはしないという。背後に存在するのは中国マフィアや広域暴力団なんだろうか。彼らがターゲットにしたUFJ銀行をメインバンクとしているオレとしては、かなり事件の行方が気になるところである。この世の中にオレのカードを偽造して使おうとしている赤の他人がいることなどオレは断じて許さない。もしもそういう外道が検挙されたら、オレは自分の感じた気分の悪さに対して堂々と慰謝料を請求するぜ。
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