2005年08月21日(日) |
中国人と日本人、腐ってるのはどっちだ? |
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日本の政治家や官僚には利権まみれの腐った連中が多いが、中国共産党はそれ以上に幹部の連中が腐敗してるらしい。党中央規律検査委員会の報告によると、昨年11月までの1年間に「腐敗」を指摘されて党や政府から処分を受けた党員や公務員は16万4831人にのぼるという。この腐敗の程度がどの程度なのか、こっそり勤務中にエロ本を読んだということか。あるいは職務上の立場を悪用して公金を横領したのか。中身がよくわからないので断定はできないが、少なくともかなりの腐敗があることは事実のようだ。
中国ではこれを重くみてなんと、来学期から大都市の小、中、高、大学で「反腐敗教育」が始まることになったという。そんなこと、いちいち教えないとわからないほど中国人はモラルがないのか。こりゃかなり笑わせるぜ。ただ、あの反日デモをみていればかなりおかしな連中がいることは想像がつくがなぁ。中国には10億もの人民がいるんだ。わずかな率でも人数にすれば日本とは桁違いの人数だぜ。
中国教育省の発表では、9月の新学期から北京、上海、天津など大都市の学校で、腐敗と戦う意識を養う教育が始まるという。「うそをつかない、ずるをしない、無理に張り合わない、人のお金をネコババしない」を主なテーマにして規則の遵守や公共物を大切にすること、誘惑に負けないことなどを教えるそうだ。ということは実際にはうそをついたりずるをしたり、人のお金をネコババする党幹部や役人が多いということだ。
子供は親の姿を見て育つ。いくら学校で「反腐敗教育」をしたところで、家に帰れば腐敗した親がいるのなら何の効果もないじゃないか。大人が清く正しくなることでしか子供は教育できないんだぜ。親がずるい方法でゼニを稼いでいれば、子供だって「オレもあんなふうに楽して稼ぎたい」と思うわけだ。中国人はそんなこともわからないのか。
日本企業が中国に進出して一番困るのは賄賂の習慣らしい。なんにつけても許認可事項が多くて、それを円滑に進めるためにはいろんなところに賄賂を贈ることになるとか。それがないと、やたら手続きに時間が掛かったりするとかいうことらしい。道徳なんてものは親が責任を持って教えるものだ。ガム一個でも盗みをしたら息子をぶん殴って店に謝らせるのが正しいしつけだ。それを学校任せにしていてどうするんだ。たぶん「反腐敗教育」なんて提唱してるヤツが親の中で一番腐敗しているヤツだったりして。そんな教育は子供じゃなくて親を対象にしてやればいいじゃないか。
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