2005年07月04日(月) |
もしかして阪神は優勝するのか? |
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今年からはじまった交流戦で勢いづいた阪神タイガースが、通常のリーグ戦が再開されても負けない。全くオレの予想外の動きである。実はオレは、開幕時にわずかに所有していた阪神百貨店株が70万近い含み益になったので喜んでいたら、急に連敗して貯金が減ってきて、それに伴って株価も下がり「こりゃやばい!」とあわててプラスのうちに売らなければと焦って20万ほどの利益に目減りしてから手放してしまったのである。
去年の6月には優勝がほぼ絶望となって、高いときに買ってしまった阪神百貨店株を損切りした苦い経験もあり、安全策をとったわけだ。エースの井川で勝てないということは今年はダメだという判断をオレは下したのだ。
株というのは不思議なもので、買ったらたいてい翌日からどんどん下げ始め、売ったら今度はあざ笑うかのように上がることが多い。オレが阪神百貨店株を手放した頃から阪神は調子を取り戻し、徐々に貯金を増やし、そして交流戦を迎えてなぜかかなり好調に勝ち星を重ねた。「でも、セリーグのチームと対戦すればまた負け出すに決まってる」というオレの心配も杞憂に終わったようになぜか負けないのである。序盤で点をとられて、「今日は負けかな?」と思っても後半で逆転しているのである。逆転したら強力な中継ぎ・救援陣が踏ん張ってそのまま勝ってしまうのである。一時は700円近くまで下げた阪神百貨店株もぐんぐん上昇してとうとう800円台を越えてくるような動きになった。
もうこうなったらとことん上がってくれとオレは期待している。すでに阪神百貨店の株を手放したのに上がっても仕方がないのじゃないかと言われそうだが、大丈夫である。オレには「空売り」という武器がある。別に阪神百貨店の株を持っていなくても、とことんあがってマジックが出るまで待てばよいのである。そこが頂点だ。2003年もマジックが出たときにストップ高を記録した後急落していた。だからオレはそこで空売りを仕掛けるのだ。
株価が1200円まで上がったとして、そこから1万株の空売りを仕掛けるのに必要な資金は1200万円の30%である360万円である。1200円→800円まで一ヶ月で値下がりすれば、400円×1万株で400万円もの利益を得ることができるのだ。もちろんオレと同じことを考えてるヤツは無数にいるだろう。マジックが出たその日、阪神百貨店株がどんなダイナミックな動きをするのか今から楽しみでならない。だからオレは阪神タイガースを応援しているのである。趣味と実益を兼ねての応援なのだ。開幕前に優勝するかどうかわからない段階で株を買うのはバクチだ。しかし、上がりきったのを見定めてぶちかます空売りは、ほぼ確実に勝利を収める投資の手段である。もちろん、上がりきったかどうかの判断を間違えば確実に破産する危険な手法でもあるのだが。
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