2005年04月12日(火) |
足りないぞ!もっと血をよこせ〜 |
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輸血用の血液がかなり不足してるそうである。変異型(新型)クロイツフェルト・ヤコブ病に国内で初感染した男性が出現したことを警戒して、80〜96年の間の英国渡航者の献血が来月から禁止される。その影響で献血者が4%近く減るためにさらに大幅に不足するそうだ。
日赤によると、4月11日朝現在、適正在庫率は全国平均でA型98%、O型96%、B型103%、AB型107%で、血液型合計では100%まで回復。しかし、都道府県別でみると、秋田、岐阜、山形、富山の4県は血液型合計が70%以下で、血液型によっては、60%を下回るケースがあるなど、回復が遅れている。これでもかなり改善されたのである。3月末にはすべての血液型が全国平均で適正在庫率100%を大幅に下回っていたのだから。かなり努力して今の水準まで血を集めまくったと言えるだろう。とにかく血が足りないのだ。
オレが不思議に思うのは、なぜ「献血でダイエット」ということに気づかないのかということだ。体重を減らすために多くの女性が涙ぐましい努力をし、高価なサプリメントやエステサロンにぼったくられてるが、献血をすれば血液分の体重は確実に減少するのである。オレみたいに体重の軽い人間なら血液の量も少ないのでそれほど献血できないが、体重の重い人はじゃんじゃん献血できるはずだ。(もっとも脂肪分の多い粗悪な血液の可能性があるが)
五木寛之のエッセイには、学生時代にゼニを手に入れるために売血した話が出てくるが、善意だけに頼るのではなくてこの際売血も復活させればいい。もちろん一定の体重以上で健康な人の血液しか買わないことにして質を保てばいい。200mlで2000円くらいで十分だ。献血車を増やし、目立つように大きくドラキュラの絵を描いて「血を吸わせろ〜」とアピールするのもかなりインパクトがあるぞ。
1990年冬にオレは吐血して倒れて入院し(十二指腸潰瘍)、1.8リットルもの輸血をしてもらった。他人の血を一升瓶分もらったわけだ。おかげで無事に死の淵から生還することができてこうして暴言を吐きまくってるのだが、そのときにオレに血をくれた人たちへの感謝の気持ちからその後何度も献血し、もらった分の恩返しはきっちり果たした。いつなんどき自分が交通事故や重い病気で入院するとも限らないのである。日本のみんなが質のいい血液を提供しないから、アメリカから危険な血液製剤を輸入するゼニの亡者につけ込まれるんだぜ。いい血液をじゃんじゃん献血しようぜ!
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