paranoia kiss
    

昼夜で全く違う顔をもっていた頃、
どっちが自分に適しているか考えたことがある。

今になって言えるのは、
両方とも焦って答えを出さなくてよかったということ。
逃げ場のない、
やり場のない感情を持つことを覚えてしまったし、
もっと大変なことがこの世にあると知ってしまった。
知らなくていいことだったのかもしれない。

それでも、あの頃、どちらかを選んでいたら、
きっと逃げ出してしまっていただろう。
時間というものは、
図太くしつこく成長させてくれた。

あの頃の方が、守ってやろう。とか、
そんなことを思ってくれた人は多いんだろうな。

これも、気づかなくてよかったことの1つ。




2007年08月25日(土)



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