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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2007年04月30日(月)
最終日は、糸魚川。


 最終日の今日は、上越予選観戦のため、糸魚川市の美山球場へ。ここも駅からタクシーで10分。スコアボードのすぐ後ろに雪を被った山がそびえたっている。あれは、北アルプスか?遠くに来たもんだと、改めて感じた。グラウンドの広さの割にスタンドが少なく、フェンスが低く、距離も近い。昨日行った悠久山球場と似たタイプ。でも、悠久山球場より、近さをより感じた。それは、私のような運動音痴にとっては“安心”をも脅かすほどだった。ここにかつてのゴジラ松井のような超高校級スラッガーがやってきて、ファウルばかり打ってたらと思うと…、怖いなあ。

 球場は、バックネット、一塁側、三塁側とそれぞれ階段で区切られているため、移動するたびに階段を上り下りしなければいけなかった。いい運動になったけど、普段より長い所要時間で、次のイニング、次のバッターなど間に合わずにガックリ…なんてこと、何度かあったなあ。移動のタイミングってホント難しい。第一試合でも、ピッチャー撮ろうと思ってネット裏に行ったら、一気に同点劇が始まり、バッターもベンチも撮れずに涙…だったし。

 それはともかく、試合。第1試合は、柏崎−柏崎常磐。初回、柏崎常磐が高めに浮いた球を逃さず打ち、鮮やかな攻撃で2点をあげた。その後、ジワジワと2点を追加。試合は柏崎常磐ペースかと思いきや、終盤、柏崎打線が柏崎常磐の投手を捕らえ、一気に同点に追いつき、9回にサヨナラを決めた。遠くまで来てよかった、いい試合だったなあ。サヨナラの瞬間、以前見たパーフェクトバント達成で喜ぶ選手たちをふと思いだした。

 試合後、スタンドの裏に柏崎常磐の選手たちがいた。石垣に体を預けうなだれる選手の顔は、ぐっじょり濡れていた。それは、汗?涙?…邪推はやめよう。

 
※余談ですが、悠久山球場に入ったとき、入場券と“ファウルボールに注意”と書かれた紙をもらった。詳しく見てみると、“野球のボールは、丸い石と同じです”“当たり所は悪ければ、最悪のケース、死亡してしまうことがあります”などと書かれいた。球場で運営の選手がファウルボールが飛ぶたびに笛を吹いているけど、そのきっかけとなったのが、甲子園で応援してた生徒にファウルボールがあたり、怪我をしたこと。その学校、新潟県の代表校だった…。でも、実際球場に入ると、定番の「ファウルボールにご注意ください…」というアナウンスはなかったような…。