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| 2005年05月13日(金) ■ |
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| 呼び名について |
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先週の取材分を書き上げなければとがんばったけど、タイムオーバー。またドツボにはまる予感をはらみつつ、明日4校目へ。
さて。文章を書いていてふと気になったのが、いわゆる高校野球部に所属する人たちをなんて呼ぶかってこと。いろんな呼び名がある。部員、生徒、選手、子(あるいは子供)、球児。大きくわけるとこんな感じかな。
私はどれをよく使うかな。選手かな?教師ではないので、生徒とは呼ばない。でも、ベンチに入っていない人のことを思うと、全員に使える『部員』のほうがよさそう。あと球児も使うかな?でも、これは観戦記やレポートではなく、エッセイの要素が強いもので使う傾向がある。最近は、「子」もよく使う。「練習中、懸命に声を出している子」とか、「中には自主練をする子もいる」という感じで使う。子と選手の違いは、単純に試合に出てるか否かだと思う。たとえば、チームにエース。試合中のことを書くなら、「制球力がいい○○選手(または投手)は…」と書くが、試合が終わって一歩グラウンドを出ると、「試合が終わったあと、友達と談笑している子がいた」となる。自分でも知らぬ間に、使い分けていた。
じゃあ、他に人はどう言っているのだろう。それも立場によって違う。保護者から「子(子供)」、一般人「選手」「部員」。指導者の中でも、学校の教師をしている人は「生徒」と呼ぶ人が多い。じゃあ、学校の教師や職員ではない指導者は、それも若い人はどう呼んでいるのだろう。やっぱ、選手かな?…今レポートを書いている学校の監督は、「あいつら」って言ってた(笑)。それは軽蔑や見下すなどの悪い意味ではないのは、口調ですぐわかる。言葉の響きを聞くとき、距離が近いって感じがするから。
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