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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2005年04月21日(木)
サイン


 我が職場の我が部署は、“ダメな人”選抜部隊らしい。どうりで居心地がいいと思った。こんばんは、あるこです。

 確かに、おかしいというかマニアックは人がようけいる。アニメにプロレスに…。ちなみに私は、職場では野球よりお笑い好きで通っている。そんなマニアックの一人が、サイン君。大のプロレスファンである彼は、あちこちの試合に行って、選手のサインをもらっている。そのコレクションはもう3桁!私はプロレスには興味ないけど、マニアック血をかぎつけられてか、よく話を聞かせてくれる。

 そんな彼には申し訳ないけど、私はサインにあまり興味がない。それなら写真を一緒に撮ってもらった方が、その人に接したよりリアルな証拠になるような気がして(とはいえ、何枚かは持ってるけど)。それと、サインをもらうことに、テンションが下がったのはある光景を見たからだ。

 ある日、ファームの試合を見に行った。友人につきあって出待ちとしていたら、側にいた人が通りかかった某選手に応援ユニフォームを差し出した。選手は、取材の最中だった。それでも、差し出したユニフォームに気づいたのか、さらさらと書いた。取材に答えながら、ファンの目も見ずに。それでもそのファンは嬉しそうにお礼を言った。最初は、「あの選手、態度わるっ」と思い、次に「でも、忙しい中でも断らずにサインをするのは悪いことではない」と考え直し、ほな「そんなときにサインを求めるファンってどうよ?」「そうは言っても、チャンスないもんなあ」となった。誰も悪くないのに、関係ないことなのに、胸にひっかかった不快感のいようなむなしさをどうすることできなかった。もし、私がそのファンの立場だったら、興ざめと申し訳なさでちっさなトラウマになるかもしれない。

 このように、一ファンである私がサインの話をするとなれば、もらうサインのことに終始してしまうだが、実は過去にサインを“した”ことがある。書類の署名とかじゃないよ。居酒屋でバイトしていたとき、酒の入ったお客さんに、なぜか「サインして、サインしぇ〜」と言われたのだ。突拍子のない話、適当にあしらうこともいできず、結局彼の手帳に名前だけ書いた。翌朝手帳を見た彼は前日のことなんてまるで覚えておらず、「ん?誰これ?」と首を傾げているかもしれない。それはちょっといやだ。有名になってやる。