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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2004年07月06日(火)
易者と私


 仕事が早く終わったので、占いをしてもらった。京都駅の近くにある古い木造住宅の1階。薄暗くて怪しさ満点な部屋の奥には、ピーコ系の男性が座っていた。私の中で占いは、気分転換であり、娯楽である。自分のことを人に言い当ててもらったりするのは、その人が自分に興味があるようで結構気持ちがいい。もちろん、当たりはずれはあるが、娯楽なんだと思えばたいして腹は立たない。

 6,000円と割高だったけど、2時間たっぷり見てもだったので、文句は言えないか。彼がするたとえ話は、不思議と野球絡みが多かった。知り合いに、桑田の先輩がいて、桑田は野球で期待されていたので、親が熱心で、野球以外のことは何から何まで親がやっていたので、大きくなっても電車の切符の買い方がわからなかったのだとか。そういう話まで。

 また、今日は自分だけではなく、親と祖母のものも見てもらった。私という人間を占う上でそれは必要なことらしい。そういや、プロのスカウトが、目をつけた選手を色々調査するさい、親のことも調べると聞いたことがある。前に話した大学野球の関係者の男性も、「バッティングの能力はわからん、それこそ親の(身体能力や性格)ことまで調べんと」と言っていたっけ。

 2時間じっくりだったため、占いというよりカウンセリングに近かった(最後は、「当たっても当たらんでもどうでもいいし」って言ってたし…)。手相や四柱推命、人相はその手助けアイテムにすぎなかった。とにかく、占いではまず考えられない具体的な対策を提案(というか命令)された。何かというと、「鼻を治せ」。あんた、ホンマに易者か?と思ったけど、よくよく聞いてみると、確かに的を射た話だった。私は鼻炎持ちで、年から年中、鼻ズルズルで鼻づまり。誘拐とかされたときに、口をガムテープで覆われたら、命の保証はない。だから、ドラマでそういうシーンを見るたびに、私やったらどうしようと不安になる。人が聞いたら笑うかもしれないけど、マジな話。鼻炎を治せば、頭がすっきりするし、声も変わる。それによって、自信がつくというのだ。

 あと欠点として指摘されたのが、自分のことばかり考えていて他人に心を配ることがないということ。それは私自身の性格が悪いのではなく、鼻がグズグズしているので、それだけで精一杯になってしまうからだと彼は言った。確かに、人と対するときも、鼻息荒くないかなとか、ズルズル出てくる鼻水を気にして、集中していないような気がする。

 結論としては、今は病気だから治療中だと思いなさい。鼻を治す間での間に、中身を磨きなさい。広く浅くでいいから、いろんな本を読みなさい。就職や結婚やはそれから考えなさい。自分(私)は、納得すればちゃんとやる人だから。

 ま、いいアドバイスを頂戴してありがたいかったのだが、一つ気にいらなかったのが、私につきあっている人はいないとはなから決めてかかって話を進めたことだ。その上、男性と一度もおつきあいしたことのないと思われていたようで、「結婚している人とかから、男性のこと、聞いて勉強しなさい」だの、「男の生理についても、そういう本を読んでおきなさい」とか。社交辞令でもいいから、「今、つきあってる人はいるの?」くらい聞いてから話をすすめろや。失礼しちゃうわ。あと、鼻を治したらどう変わるかっている話をしていたとき、「男性が声をかけてくるよ。初めてだから、うかれてホイホイつていかないように、そのためにも中身を磨いておきなさい」。バカにすんな。こう見えても告白されたことくらいあるわい。どうやら、彼の中での私のイメージは、「鼻炎がしんどくて、何もやる気がおこらず、他人をうらやんでばかりで、喜ぶことが少なく、不足が多く、男性に縁がないから化粧も身だしなみも気にしないし、キスをしたこともなければ、セックスもしたことなく、むろん男女間にそういう行為があることすら知らない、ひねたモノの言い方をするかわいそうな女の子」といった具合のようだ。とんでもない妄想や。もう少し幸せやぞ。ま、当たってる部分もあるけどさ。ま、すっぴんめがねで仕事帰りのやぼったい雰囲気のまま扉を開けてしまった私も悪いんだけどさ。

 で、結局、結婚話になったんですなあ。易者って、なんで女の人を相手にするときは、結婚のこと中心になってしまうんだろう。私は、鬱状態がイヤだからっていう話をしただけで、結婚したいとか、男性にかまってもらいたいとか言った覚えはないぞ。彼はきっと鬱を抜けたら幸せになるよってことを言いたかったんだろうけど、結婚=幸せなんて誰が決めたんじゃい。ったく。 ああ、書いてて段々ムカついてきた。