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| 2002年04月10日(水) ■ |
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| あるこの九州シリーズ��〜野球のこと〜 |
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シリーズ最終回は、やっと本題の野球のことを書きます。
訪問したグランドは3校。今の地点では校名を伏せ、印象に残った出来事だけ書くことにしました。(ヒントを書いておきました。どこだろうと推測するお楽しみも残しておきますね)
☆ 第1校目(今回の旅のメイン訪問校。甲子園出場経験もあれば、プロ野球選手も輩出しています) 野球マンガでよくあるシーンが、集中個人ノック(特守)。気持ちがたるんでいる選手などに気合いを入れるため、集中的にノックを浴びせ、ボールに対する闘争心や諦めない気持ちを思いおこさせるために使われている。
今日、これを生まれて初めて目の当たりにした。
指導者の声が響く。「最初っから諦めてかかるな」「もっとボールにくらいつけ」「出来る、お前はもっとできるはず」「捕れる。捕れるから、捕ってみろって!」
多少お国訛りが入っていたため、言葉にニュアンスが違うかもしれないが、ま、そんな感じの檄が飛んでいた。
集中ノックを浴びせされたサードは、右へ、左へ、前へ、後ろへ、走る。グラブのわずか向こうをボールが抜けていく。足元がおぼつかないのは遠くからでもわかった。
グランド単位で野球を見ていると、いわゆる怒鳴り声を身近に感じることになる。私は自分が怒鳴られるのが嫌いだし、怖いので、怒鳴る指導者が無条件で好きではなかった。
でも、よく耳を澄ましてきると、いい意味での怒鳴り声というのもある。
前述したように、ここの指導者の怒鳴り声はその大半が肯定的な言葉で構成されている。「こんなんも捕れないのか」より「これは捕れるだろ」と言われた方が、やる気の出方も違うし成功の確率も高いように思う。
お前は出来る。
選手が仲間を信じるように、指導者も選手を信じることが大切なのかもしれない。
また、部員が少ないのか、ファーストでノックを受ける選手がおらず、選手はノックの捕球後は、ファーストベース上に置かれたネットを目がけて投げていた。練習の効率化を図るちょっとした知恵、なのかな?
☆ 第2校目(甲子園出場経験あり。その甲子園では、初戦でその後すごい記録を打ち立てたピッチャーと対戦している)
市内校外の同校、これと言った交通手段がないため、ひたすら歩いたにもかかわらず、練習はおこなれておらず、静まりかえったグランドがあるだけだった。「今やらずに、いつやる!」、ネット裏に横断幕が掛けられていた。
私が、それくらい気合いを入れれることって、こういうバカ旅くらいだなあ。人は好きなことしか出来ひんのやって。なんてね。
☆ 第3校目(お城の真下にある市内随一の進学校。甲子園出場経験はない)
実は、今回の訪問で一番印象に残っている学校はここだった。
抜群のロケーションに、比較的身近で見れる練習風景。そして、生まれて初めてのシーンを目の当たりにする。そして、おそらく最後になるだろう。それは、背番号授与式(ニュアンスでわかってやってください)。
マンガなどでは、部室内で行われるこの光景。今回、訪問した学校は、なんとグランドの片隅で部員が円になって指導者を囲む形で行われた。
!!
こんなチャンス二度とないぞ。
ジャージを着た女子マネージャーが、監督(らしく人)に一枚一枚背番号を渡していく。それは、ノックボールを手渡すときに似ていた。
「1番・○○。2番・○○…」、という感じで、次々と名前が読み上げられていく。呼ばれた選手は、「はいっ」と気合い125%の低音で返事をし、手にしていたグローブをそっと地面に置くと、監督の前にたち、卒業証書や社長直々のボーナスをもらうときのように、深く頭を垂れて、「ありがとうございました」の一言と共に背番号を手にした。
もうすぐ春季大会があるようだ。
全ての背番号が配られ、監督が2,3話をしたあと、次の練習に入るために、1回解散となった。部員たちは、それでも気を抜かず、てきぱきと行動し、次の練習に必要な準備をしたり、タオルで汗を拭いたりしていた。
手渡された背番号をどうしていたのかは、わからなかった。
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