2004年10月31日(日) 真剣に書いてみよう。

『大塚愛を俺は、何故、好きか。』

そう。
コレは俺のアイデン&ティティがかなり
悲鳴をあげている最重要課題なのだ。

理由はね、
ちょっと前にアルバム出したじゃん。
えっとー・・・
らぶぽんち?ぱんち?知らんわ。

まぁそんなやつ。
それをな、持ってる後輩がおってな。

ほんで、それ限定版やったもんで、
絵本がついてたん。

売ってる時は気にならなかったけど、
改めてみると気になる。

俺「読んでいい?」
後輩「いいっすよ〜つまらないっすよ」
俺「でも読みたい」
後輩「(笑)いいっすよ」

彼とは二人でカラオケに行き、
一通り歌ったら、「さくらんぼ」を流し、
その流れるPVを音量を0にしてみるくらい
仲がいい後輩だ。

俺「どれどれ・・・」


つ ま ら ん 。
意 味 が わ か ら ん 。


感動した人にはすいません。
本当に分からなかったんです。

でもね、彼女に一つだけ感動したことがあったの。
それはね、
スペシャルサンクスのところに、

「CD屋の店員さん☆」

みたいなコトが書いてあったんさ。
感動したね。もうそら感動した。

うおーーーーってなった。

それで大塚愛は応援しているskです。ハウディ。

いや、タイトルはホント、そうなんっすよ。
俺のアイデンティティを刻む物語なんっすよ。


で、ここから真剣に書きますわ。


最近ずっと思ってたことがあって、


『やっぱ自分が好きなものは、
 好きな人には好きになってもらいたくないっすか?』


って話題です。
もうコレはずっと考えてたことなんですよ。
そう、ホントずっと昔からね。

んで、今僕はみうらじゅんの「PEACE」ってエッセイ読んでるんだけど、
その中でこの話題に近いことがでてきたん。

以下は抜粋。

【出会う人生、出会わない人生】というタイトルで、

一生いい映画や、いいロックに出会わずに死んでいくのも
結局は、その人の選んだ道であり、
運命であるのかもしれない

と書いてありました。
そう。当たり前のことなんですよ。
だけど、

「へーーーーーー」

と、所詮は100円の「一発へー」でしたが、
感動しました。

そして、次の日、ジャズ喫茶に行って、
唐突にマスターに聞いてみたんです。

俺「ねぇねぇ、
  ジャズをマスターは好きじゃん。
  んで、やっぱ好きなもんは好きになってほしいやん?」

マスター「そうね」

俺「そうだよね。
  俺だってそうだ。
  でさ、それをやっぱ好まない人もいるわけじゃん」

マスター「そうですね」

俺「でね、俺その、例えば音楽においてはね、
  聞いてみてから『合わない』ってのは、
  漠然と仕方ないって思うのさ。
  だけど、聞く前から、ジャンルとかさ、
  歌手とか性別とかで聞かない人っているじゃん。
  マスターはそう言う人に対してどう思う?」

マスター「そうですね・・・
     まぁ仕方ないですよね。
     その人はその人で、
     私は私なんですから。」

俺「そうなんよね。
  それとてもわかるんよね。
  でもさ、その人に対して、
  おめぇ絶対損してるよ!!!
  とか思わない?」

マスター「思いますよ。
     でも、まぁ仕方ないですよね」

俺「仕方ないで片付けられるー?!!!!??」

マスター「(笑) キミにはよっぽど好きな音楽があるんですね」

俺「ありますよー!!!
  CD発売決定した時点で俺はその日までは
  なんとか生きたいとかむちゃくちゃ思うもん」

マスター「(笑)アナタはとても音楽が好きなのね」


マスターは気にはなるんだろうけど、
仕方ないって。

でも、俺はやっぱりさ、
聞かないで悪いとか、聞く気がしないとか思うわけだよね。


んでね、
今日友達の大学の大学祭に行ってきたんだけど、
その友達ってのが軽音部なわけ。
んで、その演奏聞いてきたの。

絶対ぽてが一番カッコよかった。
スタイル&ルックス&演奏技術
何をとってもぽてだった。

俺ぽてが演奏するの好きなん。
あ、ぽてってアダ名ね。

ぽてってな、普段あんまり喋らへんの。
何に関しても比較的冷めてて、
熱いって言葉が嫌いみたいに嫌うんね。

だけど、自分が好きな音楽に関しては、
めっちゃ熱いんさ。

もうお前やりすぎやろってくらいにギター弾く。
前なんて、他のコら演奏終ってるのに、

ギター弾きまくって、
指から血飛び散ってるのに、弾いてて、
コイツはすげぇって思った。

ぽてカッコええって思った。


俺ね、興味の数だけ「個人の世界感」は広がると
思ってるの。
興味を持つということはとても難しいことなんだなぁ。

つらーっと自らをあげて、いくつかあげてみるに、

・音楽
・福祉
・恋愛
・遊び
・本(読書)
・デザイン
・バイク
・タバコ
・ライター
・平和
・愛
・映画
・カメラ
・介護


↑のやつ1分であげた。
もっともっとあるんだろう。
だけど、コレが多ければ多いほど、
人の気持ちも分かるだろうし、
色んなこともコンバイン(関連付け)て、
理解できるんやないかなって。
つまり、つながりってのはまさにコンバインであって、
それが少なければ少ないほどつまらないんやないかって。

でも、考えてみるに、俺にはコンプレックスがあるんだな。
何か一つのものにすごく集中するってことができないんだな。

ぽてみたいにギター大好きってわけじゃないし、
kzみたいにバイク馬鹿ってわけでもない。
元カノみたいにトランペットでプロ目指してるわけでもなければ、
映画監督になりたいわけでもない。

そんなこと考えてる時に、川を思い出したの。

川って一本だったら、絶対流れって速いのね。
細ければ細いほど、流れは速くなるの。
広くて、枝分かれすればするほど、
浸透はしていくだろうけど、
流れは遅くなったり、途絶えてしまう。

そして、戻ることはできない・・・。

まぁ単純に考えて、
俺とぽて。

どっちが幸せなのか。

俺はないものねだりからだろうか、
やっぱぽてが幸せかなって思う。

俺は確かにぽてが知らない世界をたくさん知ってるけど、
それはぽてが知ってることを俺が知らないこともある。

その数比べなんてできへんし、
テストできるものでもない。

だけど、やっぱコンプレックス感じてしまうの。

漠然と、「いいなぁ」と。

みうらじゅんはさっきあげた本に
こうも書いている。

「僕の高校生の時のアイデンティティは、
 左指の硬さだけにあった」

って。
ギター弾きまくってるから、固くなったんだね。
俺にそういうものってあるのかなと。

形にならないものもアイデンティティにつながるところはあるだろう。
だけど、目に見えないものほど、不安なものもない。
それは「愛」がそれを証明してるんだ。

愛には〜
形がないよとか言う〜けど〜
触れられなけれ〜ば〜
悲しいもんだよね〜

まさにイエモンの「ラブラブショー」状態ですよ。

でもね、
それも考えみるに、

やっぱりマスターやみうらじゅんと同じで、

「その人の人生」って言葉で片付いちゃうんだな。

だから好きさ、マスター&みうらじゅん。

それでうまく全てがいくんだから。
そして、それ以上考えなくてもいいんだから。
誰を責めることもなく、事は終るんだから。


人の違いがこの世の中を作ってる。


だから、誰かを愛しているんだな。


出会いたい人に出会えてる僕の人生。
やっぱり運がいいのか。
それとも、俺の「特技」なのか。
それとも「当たり前」なのか。

わかんないけど、
今日も幸せだったので、
ついにネックレス買ってしまいましたとさ☆




【魂を買う】

本当に欲しいものに出す金は、金ではない
それはどれだけ思い込んでいるかという度量であり、
魂を計る単なる目安にすぎない。
この世の中には定まった価値など存在しない。

ある人にとってはクズのようなものが、
ある人にとっては宝だったりする。

またある人にとってはブスだったりする人が、
ある人には、とっても最愛の人だったりする。

これが愛だ。

全て、愛がこの世の中の価値を決めていることに
早く気づいた者のみに幸せは訪れる。

さて、君の魂を見せてもらおうじゃないか!!






BGM//
テレジア/『ディーバ』


 past    will


sk6 [手紙] [Ai to U]

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