星を見上げることが最近多くなった。
大学のある土地には、海がないから嫌いだ。
最近、海をよく見に行く。
一人でも、友達とも。
海はとてもやさしくて、いつもそこにある。
包容力があって、返事をしてくれて、
悩みや苦悩をうちあける相手にはちょうどいい。
電線のない空を見上げると、
空だけが視界に広がって、
僕は地球にいるんだなって気づく。
あの空に浮かぶ星星にも、
将来や、恋愛や、勉強や、仕事や、人間関係で、
悩んでいる人がいるのだろうかと、創造をめぐらせる。
もし、月になんらかの生命体がいるとして、
こちらを見上げているとしたら、どんな気分なんだろう。
もし、あの小さな星がもうなくなっていたとしたら、
明日にはその光がもう届かないかもしれないのか。
そんな神秘的なことが頭に浮かぶと、
なぜか泣きたくなる。
自分というものの存在価値が小さくて、
ああ・・・俺は馬鹿やってんなと気づく。
空は自分を写してる。
だから俺のこと一番わかってるかもしれない。
この空の下に、あの子もいる。
そんな風に思うと、
寂しくも、嬉しくなる。
あはっ
と、思い出し笑いをしてしまう。
いつもあの子は笑ってた。
かわいかった。
海が好きだ。 星が好きだ。 でも、あの子が一番大好きだ。
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