永久という名の瞬間
2004年10月20日(水) 思い出せない

私はこれまで、何かに心から楽しめたことがあっただろうか。
いくら記憶をたどっても何も思いあたらない。

だけどきっと、いつかあったはずなのだ。
忘れてしまった時代には、おそらく。


 ただ、過去のことなんてどうでもいいと思う自分がいる。
 問題なのは、今日と明日の話。
 灰色の未来に、私は、何も言うことができない。

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photo by 東雲