黙々とハリポタ5巻を読んでおりましたよ。 だからあんまり家からも出てなくて、日記に書くようなネタがないのです。
「ハリポタ読むから邪魔すんな」って言っておいたのに実家から呼び出し来るし。
今のところ、第30章まで読みましたよ。 うーん、ハリーが情緒不安定だ。
日記に書くことがないので、うわさのセブルス少年逆さづりの件を読んでてふと思ったネタでも。
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厄介な『ふくろう』試験も終わったし、いい天気だし、おとなしくしているなんて勿体無いし退屈だ、と、名高きイタズラ仕掛け人たちの意見は一致していた。 こういう時こそパーっと何かやって周りも楽しませるべきだろう。 「それに今日って確か先輩いないんだよな」 いつもジェームズたちの行動に目を光らせている年上の友人は、今日は校外学習だとかで同級生たちと出かけている。ホグワーツの敷地内とは言え、城からはかなり離れている。 「これはもう、天が与えたもうた好機会ってやつ?」 どうせシュウヤがいようがいまいが、ジェームズたちのイタズラは止まりはしないのだが、普段止めてくる人間がいないと余計こう、解放された気になるとでも言おうか。
そして燦々と陽射しの注ぐ庭でセブルスを逆さづりにし、彼の下着をみんなにお披露目するという楽しい出来事の後、 「あー、面白かった!」 ジェームズたちは達成感を持って笑い合った。 「でもこれ、先輩が帰ってきたらバレるよ」 「いいじゃん、その時はその時?現行犯で見られたわけじゃなし、何か誤魔化す方法もあるだろ」 シリウスが呑気にそう言った時、
『こーら!ジェームズ、シリウス、リーマスにピーターも!またイタズラして!』
どこからかシュウヤの声がした。 慌てて身を起こして辺りを見回すが、シュウヤの姿はない。
『もう、君たちは何回言っても聞かないんだから…』
しかし、声はする。
『念のためと思って覗いてみてよかったよ。どうしてそんなセブルスに意地悪するの、君たちは』
「あ!」 リーマスが声を上げた。上を見上げて、ぽかんと口を開けている。 「ああ!」 それに倣って上を見上げてみて、ジェームズたちも気がついた。
空の上に、シュウヤの顔があった。 いつもの、ちょっと困ったような表情で、ジェームズたちを見ている。
『ごめんね、セブルス。ジェームズたちは叱っておくからね』
シュウヤの声は、今度はセブルスに向いてそう言った。 「ええええ!?せ、先輩!?」 校外学習に行っているはずのシュウヤの顔がどうしてお空に浮かんでいるのか。 『今は休憩中。そういえば君たちの『ふくろう』はどうかなあと思って覗いてみたら…もう…イタズラばっかり』 ふう、と空の上のシュウヤの顔がため息をついた。
『悪い子はお尻ペンペンだよ』
そう言って、シュウヤがすいっと手を動かした。 それと一緒に、ジェームズたちの体が見えない何者かの腕につかまれたように、ふわっと持ち上げられた。 「え?お尻ペンペンって…え、先輩!?」 焦ったような声に構わず、手はジェームズたちのローブを捲り上げ、ズボンを下ろし、
「いったー!」
パンツ姿の彼らのお尻にを、ペシ!と打った。 ペシペシと、見えない手がジェームズたちのお尻を打つ。 燦々とお日様の輝く庭で、見えない手に抱え上げられて下着姿でお尻ペンペンをされるジェームズたちの姿に、通りがかる生徒たちがクスクス笑う。 「痛い!痛いってば先輩!」 「あーんごめんなさーい反省しましたからもうやめてー」 ややあって、ジェームズたちの身体は抱えられた時と同じに突然地面に落とされた。
『人前で下着姿は恥ずかしいでしょう。分かったらもうやめるんだよ』
慌ててズボンを引き上げローブを下ろしながら、ジェームズたちは思いっきりコクコクと頷いた。 今はもう、さっさとここから離れたい。…もっとも、このニュースはすぐ広まるだろうが。 「…エヴァンズもすぐ知るよなあ…」 「そりゃそうだろ、相棒、情けねえ…」 『リリーに笑われるようなことする自分が悪いの。反省しなさい』 は〜い、と言う後輩たちの返事に、「いい子にしてるんだよ」と言い置いて、シュウヤの顔は空から消えた。 後には、ヒリヒリするお尻を擦るイタズラ仕掛け人が残されたのだった。
―ハリーがもうちょっと『ペンシーブ』を覗いていたら、そんな光景が見られたとか見られなかったとか…。
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