このえの毎日だらだら日記

2004年02月07日(土) 先行。(微妙にネタバレかも。見たくない方は回れ右)

5日に最先行試写会に行ったのですが、そもそもそれに行けたのが予想外だったので、本当は今日、先行に行くのが『王の帰還』を見れる一番最初だったわけで。

なので、溌人さんと先行ナイト行って来ました〜。
お昼の1時に名駅で待ち合わせ。
で。映画館のHPを見ていたら、前売り券を持ってればチケット窓口通らなくても直で劇場行けますよとか書いてあったので、じゃあ前売り券買った方がいいかしら、と、木曜に行った時に前売り券買っておいたのです。
だったら最初から発売日に前売り券買って来れば良かったじゃん、と言われそうですが、あんまりおまけとか興味ないし、もっぱら映画は木曜レディースディ1000円を狙って見るので、前売りより安いし(笑)だから私、基本的に前売り券は買わないのね。
それで念のため、劇場窓口の人に、「前売り券はそのまま劇場いっていいんですよね?」と聞いたら、
「はい、そのまま行ってください。もう待ってる方おられるので、早めに行かれるのをお勧めしますよ」
…今、1時過ぎなんですけど。上映5時からなんですけど。
いや、まあ、分かりますけど。早めに行くつもりではありましたけど、私たちだって。
でもさすがに3時間半の映画を前に、腹ごしらえも済ませずに並ぶのはねえ、と、とりあえず食事をしてくることに。
そこらでパンでも買って並びながら食べるというのを考えないでもありませんでしたが、どうせならちゃんとしたご飯食べたかったし。

そんなわけで食事を終えて、3時頃に再び映画館へ。
5日と同じように、階段に並んで5時を待つ。
しかし、一番前で待ってる人たちっていったい何時から待ってるんだろうね?2時間前でもう私たちの前にかなりいたものね。
まあでも、今日は仲間がいるので待ち時間も退屈はしません。パンフレットも買ったしね☆待ってるうちに冷えたせいなのか腰が痛くなりましたが。
ところで名駅のピカデリーは、先着順でおまけをくれました、特製プレスシート。…で、でもすいません、これ、大きくてバッグに入らないのですが…(苦笑)抱えて帰るか…。

そして上映開始。
感想は…終わっちゃったなあ、って。
突っ込みどころは多々あります。でも、とてもいい映画だったと思う。
感想というか、思ったことの列挙ですが、ネタバレかもしれないのでいちおう反転。

ミナス・ティリスが画面に現れたとき、すごく胸が苦しかった。真っ白い、誇り高い貴婦人のような美しい都。でもその民は疲弊しきっていて、とても静か。自分たちに未来がないことを、受け入れて諦めてしまっているような静けさ。
純白の都に、漆黒の敵勢。そのコントラストが妙に鮮やかで、鮮やか過ぎてとても哀しく、苦しい。
援軍を求める烽火が次々に灯っていく、希望の火が届く。
勝ち目はないのは分かっているけれど、それでも戦地へ赴くローハン軍。
そういえば、『二つの塔』でアラゴルンたちが最初に見たエドラスも、今回のミナス・ティリスみたいだったなあって。未来がないのを分かっているゆえの奇妙な静けさ。虚ろな顔の人々。ローハンは、セオデン王が正気に戻り角笛城を耐え抜いて、もう一度希望を取り戻したけど、ゴンドールは今がまさに絶望の中。
民を導き支えるべき執政が、狂気の中にあるのだから。
ファラミアに「死ね」と言いながら、自分は貪るように食事をするデネソールに、あのワンシーンだけで、彼の狂気が表されてたような気がする。
…デネパパも、辛かったのだろうとは思うのですけど。でも、半死半生で運ばれてきたファラミアを、あんなに慌てて城から飛び出してくるくらい、「私から息子を奪うな!」って言うくらい、それくらい思っていたのなら、ボロミアにしたみたいに溺愛しろとは言わないけど、愛していたのなら、最後の瞬間じゃなくて、もっと前に、そう伝えてほしかったな。

指輪に蝕まれていくフロドも、見ていてすごく痛々しかったけど。
ゴラムの言葉に踊らされて、サムのことまで疑って、「もうお前の助けはいらない」って追い返そうとする。それまでずっと、二心なく付き従って、支えてくれたサムのことまで。
でも、それでもフロドに忠義を尽くすサムはとてもかっこいいと思う。最後の瞬間まで、フロドの傍らにあり続けたんだもの。
フロドが旅立っていった西方に、いつかサムも行く時に、そうしたら、また二人で会えるよね。



…とりあえず真面目に思ったことをつらつらと。
や、不真面目な「萌えー!」とか言ってる感想もありますよ?ありますけど、今日は真面目にやるの。
深く心に残って、見る人の心に何かを与えてくれる、この三部作に出会えてよかったと思います。ありがとう。


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